音が聞える

278 の用例 (0.00 秒)
  • 仕方なくいい加減に返事をすると、鍵を開ける音が聞えて、扉が開いた。 泡坂妻夫『亜愛一郎の転倒 (亜愛一郎シリーズ2)』より引用
  • 木曾川の瀬の音が近くに聞え、遠くに、木におのを入れる音が聞えていた。 新田次郎『槍ヶ岳開山』より引用
  • その時、電話室からベルの音が聞え、君子は大きくハーイと返事をした。 向田邦子『あ・うん』より引用
  • 家のおくのほうでベルの鳴る音が聞えたが、だれもげんかんへ出てこない。 横溝正史『姿なき怪人』より引用
  • しかるに、私の願いが述べられたと思う間もなく、戸を叩く音が聞えた。 佐藤正彰訳『千一夜物語 06』より引用
  • ふと、耳を澄すと、その時神社の境内から拍手のような音が聞えて来た。 小酒井不木『血の盃』より引用
  • そして二人がまだ畑仕事を終えないうちに、そこに戸を叩く音が聞えました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 08』より引用
  • うとうとと眠りかけている耳もとに、遠くの監房の扉を開く音が聞える。 島木健作『癩』より引用
  • うとうとと眠りかけてゐる耳もとに、遠くの監房の扉を開く音が聞える。 島木健作『癩』より引用
  • モオリスが馬車から降りたとき、モオリスの住居の窓が閉る音が聞えた。 アレクサンドル・デュマ/鈴木豊訳『赤い館の騎士(中)』より引用
  • やがて、溜息のような風のような音が聞えたと思うと、電話は切れた。 神吉拓郎『私生活』より引用
  • かれらが玄関に入ったとき、台所から多量の水を流す音が聞えてきた。 大江健三郎『死者の奢り・飼育』より引用
  • 私は庭を横切って逃げましたが、うしろで窓を閉める音が聞えました。 ドイル/鈴木幸夫・鮎川信夫・内田庶・中尾明訳『シャーロック・ホームズ全集(下)』より引用
  • それから彼が急いで戸の方に行くのが見え、桟が外される音が聞えた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • 急に大きな音が聞え、彼は空港のロビーで大勢にとり囲まれていた。 半村良『幻視街』より引用
  • 二時間ばかり後に、彼はついに生駒の滝の音が聞える近くにまで来た。 海野十三『少年探偵長』より引用
  • しかし笛の音が聞えなくなった後は、四辺あたりは闇が深いばかりであった。 坪田譲治『新編 坪田譲治童話集』より引用
  • ようやくの思いでまた上って来ると、座敷から琴の音が聞えて来た。 柏原兵三『徳山道助の帰郷』より引用
  • すると、暫く経ってから、芝生の彼方の方から何か軽い音が聞えて来た。 宮本百合子『貧しき人々の群』より引用
  • 妻は掃除機を掛けていたので、ドアを開ける音が聞えなかったらしい。 泡坂妻夫『11枚のトランプ』より引用
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