音が聞える

278 の用例 (0.01 秒)
  • けれどもそこから滝の音が聞えて来るとはどうも思われませんでした。 宮沢賢治『十月の末』より引用
  • 霧の中に河の音が聞え、近づいて来る船の推進輪の高い響きが聞えてきた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 彼には最初のドアが開くのが聞え、続いて二番目のドアが開く音が聞えた。 アレクサンドル・デュマ/鈴木豊訳『赤い館の騎士(上)』より引用
  • 中ほどまでくると靴の音が聞えて軍人の姿が一本道の正面に現われた。 小島信夫『アメリカン・スクール』より引用
  • そのとき正面と思われる方向の闇の中から軽い口笛の音が聞えだした。 海野十三『恐怖の口笛』より引用
  • けれどもそこから滝の音が聞えて来るとはどうも思はれませんでした。 宮沢賢治『十月の末』より引用
  • 風のせいか時おり、はっきりと機銃きじゆうの発射音が聞えてくることもあった。 光瀬龍『紐育、宜候 SF〈太平洋戦争〉』より引用
  • 雨が傘にあたるので、近づいてゆく重蔵の靴の音が聞えなかったらしい。 山田風太郎『地の果ての獄(上)』より引用
  • 「まるで水の音が聞えねえ」彼は家のほうへは行きたくないようであった。 スタインベック/大久保康雄訳『怒りの葡萄』より引用
  • そして二人がまだ仕事を終えないうちに、そこに戸を叩く音が聞えました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 08』より引用
  • 二つ三つ、城田の靴の底が階段を打つ音が聞え、すぐにその音も消えた。 吉行淳之介『美少女』より引用
  • あたりはシーンとしずまりかえって、遠くのほうで秋の虫のが聞える。 横溝正史『姿なき怪人』より引用
  • どこからともなく、ごとごとごとと、機械のまわっている音が聞えてくる。 海野十三『ふしぎ国探検』より引用
  • おれは室内で何かハッキリしない音が聞えたのでドアを破ってとびこんだ。 ガードナー/田中西二郎訳『どもりの主教』より引用
  • 農場の馬が疲れたように帰っていくときには舗道に車輪の音が聞えるわ。 ウルフ/鈴木幸夫訳『波』より引用
  • どこからかメリゴラウンドの音楽と、ラッパの音が聞えて来たのである。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • ちょうど飯場はんばへつく山を一つ廻りかけた時、後から馬のひづめの音が聞えた。 小林多喜二『人を殺す犬』より引用
  • ガチャンガチャンと妹が縁先の小さい池に食器類を投入する音が聞えた。 太宰治『薄明』より引用
  • そのうち家でも壊すような音が聞え、薄い煙さえここまで流れてきた。 松本清張『無宿人別帳』より引用
  • すると、それを待っていたように、ごく穏やかな弦の音が聞えはじめた。 半村良『幻視街』より引用
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