面倒

全て 名詞
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  • また何事かあると面倒だから、鎌倉をまわって帰る方がいいでしょうよ。 岡本綺堂『恨みの蠑螺』より引用
  • 小樽の活動を数字的に説明して他と比較することはなかなか面倒である。 石川啄木『初めて見たる小樽』より引用
  • 西洋へ来ると猫が顔を洗うように簡単に行かんのでまことに面倒である。 夏目漱石『倫敦消息』より引用
  • 私は義母に二十三年間、父の面倒を見てくれたことに対して礼を言った。 豊田穣『南十字星の戦場』より引用
  • 旅人は、将校の面倒を自分が見なければならないような気持ちになった。 カフカ・フランツ『処刑の話』より引用
  • 知れたらきっとなにかの面倒が起るであろうと女房は仔細らしく話した。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 慣れないものは面倒だといって拵えずにいたら何時いつになっても出来ません。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • ともかくも武士の林之助を相手にして喧嘩をしては面倒だと思ったらしい。 岡本綺堂『両国の秋』より引用
  • もうどうでもよく、生きることと同じように死ぬことさえ面倒に思われた。 久坂葉子『灰色の記憶』より引用
  • 彼は冒険の途中に、また新しい面倒が起ったとばかり思ったからです。 三宅幾三郎『ワンダ・ブック——少年・少女のために——』より引用
  • 下っ引きに逆らうと面倒なことになるのはよく知っている様子である。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 紫紺のつばめ』より引用
  • こういうお別れの無意味な相手をすることは一層面倒であったからだ。 坂口安吾『おみな』より引用
  • それも十時以後には早く寝さして、家の主婦が面倒を見ることにした。 相馬愛蔵『私の小売商道』より引用
  • だが、そんなことをしたら、ひどく面倒になるし、疑いもかかるだろう。 原田義人『変身』より引用
  • だから黒木博士も病院も、彼の面倒を十二分にみることができたのである。 海野十三『脳の中の麗人』より引用
  • 前者だと面倒だな、と思う谷の耳に、男のつぎの言葉が飛び込んできた。 吉村達也『ついてくる』より引用
  • それがなぜこんな下等な軽術師かるわざし流に転化してきたかは面倒だから述べない。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • そこでそれを受取つてくれるから、もう君には少しも面倒は無くなるよ。 スティーブンソン・ロバート・ルイス『医師と旅行鞄の話』より引用
  • だが、それだけのことさえ面倒なほど、気がめいってしまう日もあった。 豊島与志雄『春盲』より引用
  • 慣れてしまえば火のあった処へかけておくばかりで少しも面倒でありません。 村井弦斎『食道楽』より引用
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