青黒い

全て 形容詞
712 の用例 (0.01 秒)
  • このため、海色は青黒色となり、これが黒潮の名前の由来となっている。
  • だがそれより早くヴェラは後退し、青黒い水のやみの中へと消えていった。 小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』より引用
  • 青黒い光が眼の隅を流れ、濡れタオルをはたき合わせたような音がした。 菊地秀行『トレジャー・ハンター02 エイリアン魔獣境 I』より引用
  • 反絵はまたわぬ影のように青黒くなって反耶の傍に突き立っていた。 横光利一『日輪』より引用
  • このふたりの顔が、青黒く染められたこのひかりのなかで浮かんでいる。 司馬遼太郎『国盗り物語』より引用
  • たわらのように大きな砲弾ほうだんが、空中にうすい青黒いけむりの尾をいて飛んでくる。 光瀬龍『所は何処、水師営 SF西郷隆盛と日露戦争』より引用
  • 見るからに、黄柳の木のように青黒くなり、死灰のように冷たくなった。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(上)』より引用
  • 一本の青黒い紐みたいなものが、その手首を押さえつけていたのである。 菊地秀行『妖戦地帯2 淫囚篇』より引用
  • 前に立った男は、揉上げの長い、青黒い頬に吹き出物のある若者だった。 夏樹静子『アリバイの彼方に』より引用
  • 二つに裂かれた青黒いやつの舌がオレの肉体のどこといわずなめまわす。 大槻ケンヂ『新興宗教オモイデ教』より引用
  • ザンデの鼻と口から血があふれだし、月の光を受けて青黒くきらめいた。 田中芳樹『アルスラーン戦記09』より引用
  • 清美の家を出ると日は完全に暮れており、青黒い闇が上空を覆っていた。 飴村行『粘膜人間』より引用
  • 窓の外は夕闇が迫っていて空が青黒く染まりかけ、心細さが募ってきた。 佐野良二『闇の力』より引用
  • 私が言うと、男はこめかみに青黒く血管の筋を浮かべて怒鳴りはじめた。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • 青黒い模様は炎がのた打ち回っているような形をしている。 海原育人『ドラゴンキラーあります』より引用
  • さきほど天井てんじょうから電光のような速さでほのお隙間すきまから飛来した青黒いもの。 流星香『プラパ・ゼータ 2 天空の魔法陣』より引用
  • その顔は憤激に青黒くなり、黒いリボンの端に眼鏡がぶらさがっていた。 ガードナー/鮎川信夫訳『すねた娘』より引用
  • こゝが隅田川と云ふのだらうと、りよは青黒い海のやうな水を見て歩いた。 林芙美子『下町』より引用
  • その額には、車が急停車した折にできた傷が青黒いしみになって残っていた。 吉村昭『羆』より引用
  • しかし、藤助はその何倍も青黒い顔をして、口の端も切っていた。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さらば深川』より引用
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