青じろい

全て 形容詞
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  • 枕の上の顔よりも青じろい顔して、清十郎はその側に寂然じゃくねんと坐っていた。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 青じろいいやなほのほをあげながらその火は注意深くこっちの方へやって来た。 宮沢賢治『税務署長の冒険』より引用
  • 二人とも青じろい顔をして不断着のままのやうで、女の方は髪も乱れてゐた。 片山広子『東北の家』より引用
  • 彼はこの人のうつくしい顔のように不思議なほど青じろい月を見たことがあると思った。 松村みね子『精』より引用
  • まったく私のてのひらは水の中で青じろく燐光りんこうを出していました。 宮沢賢治『インドラの網』より引用
  • そして手足をひろげて青じろい腹を空に向けて死んだようになってしまいました。 宮沢賢治『蜘蛛となめくじと狸』より引用
  • 野原の雪は青じろく見えけむりかげゆめのようにかけたのです。 宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』より引用
  • 野原の雪は青じろく見え煙の影は夢のやうにかけたのです。 宮沢賢治『氷河鼠の毛皮』より引用
  • 野はらも丘もほつとしたやうになつて、雪は青じろくひかりました。 宮沢賢治『水仙月の四日』より引用
  • 追はれて行く子供らの青じろい列ばかりその中に浮いて見えました。 宮沢賢治『ひかりの素足』より引用
  • 自分の労作が私に知られていた喜びで、彼は青じろいほおをぽっと染めた。 ドイル『入院患者』より引用
  • そして手足をひろげて青じろい腹を空に向けて死んだやうになってしまひました。 宮沢賢治『洞熊学校を卒業した三人』より引用
  • 野はらもおかもほっとしたようになって、雪は青じろくひかりました。 宮沢賢治『水仙月の四日』より引用
  • この農園のうえんのすもものかきねはいっぱいに青じろい花をつけています。 宮沢賢治『チュウリップの幻術』より引用
  • もうもうと立ちこめる砂塵さじんのなかに、青じろく興奮した顔をちらと見た。 ドイル『プライオリ学校』より引用
  • まして青じろくやつれた顔をみれば、彼がいま緊張きんちようしきっているのが私にはよくわかる。 ドイル『最後の事件』より引用
  • 黒い鳥がその空の青じろいはてを、なゝめにかけて行きました。 宮沢賢治『十月の末』より引用
  • 帰ってみるとホームズは青じろいつかれきった顔をして、いつもの椅子におさまっていた。 ドイル『高名な依頼人』より引用
  • その眼は、母の青じろい頬をつたう涙を見るに及んで、すぐしぼんでしまった。 吉川英治『新書太閤記(一)』より引用
  • ひきかにの子供らが青じろい水の底で話していました。 宮沢賢治『やまなし』より引用
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青じろい の使われ方