青ざめる

全て 動詞
209 の用例 (0.00 秒)
  • その顔はいくぶん青ざめて、両の眼は猫の眼のように緑色に輝いていた。 クリスティ/小西宏訳『「ポワロ参上!」2』より引用
  • 父の家へ行っている美沙へ電話した沼田は青ざめた顔で受話器を置いた。 赤川次郎『自殺行き往復切符』より引用
  • 使命感だけでもっているのだろうとわかるほど、彼の顔は青ざめている。 三浦真奈美『風のケアル 第2巻 波濤立つ都』より引用
  • 青ざめた月のような顔をして、両手を胸の前でぐっと組み合わせている。 宮部みゆき『模倣犯 下』より引用
  • まわりには三人ばかり子供がいるのだが、これは青ざめて口もきけない。 平岩弓枝『御宿かわせみ 07 酸漿(ほおずき)は殺しの口笛』より引用
  • それは、青ざめて動かずにベッドに寝たままの年老いた王だったのです。 ルイス/瀬田貞二訳『(ナルニア国物語4) 銀のいす』より引用
  • そして彼女の両肩を抱き寄せ、その青ざめた顔を自分の胸にいこんだ。 荒俣宏『帝都物語3』より引用
  • 薔薇ばらの館に戻ってそのむね報告すると、みんなの顔色がさーっと青ざめた。 今野緒雪『マリア様がみてる 01』より引用
  • 顔色は青ざめ、びっくりし、最初は自分の耳が信じられないようだった。 シムノン/長島良三訳『メグレの打明け話』より引用
  • おそらくどこかに、黒い覆面の下で青ざめた顔があるにちがいなかった。 セイヤーズ/河野一郎訳『疑惑・アリババの呪文』より引用
  • これほどに青ざめた顔色の人間を彼はいままで見たことがなかった。 シムノン/長島良三訳『メグレ氏ニューヨークへ行く』より引用
  • その度に、娘はルイジが青ざめた顔をひきつらせているのを見たのです。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(2)』より引用
  • 一番後になった若い女が、青ざめた眼でちらりと参木の方を振り返った。 横光利一『上海』より引用
  • リディアは青ざめた顔をしていたが、毅然きぜん背筋せすじを伸ばして立っていた。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第11巻 花嫁修業は薔薇迷宮で』より引用
  • 光の側の目つきからも気弱な印象が消え、小白い顔色が冷酷に青ざめる。 樋口有介『船宿たき川捕物暦』より引用
  • その背後には例の将校の顔が、若者の顔と同じように青ざめてのぞいていた。 アレクサンドル・デュマ/横塚光雄訳『黒いチューリップ』より引用
  • 姉は、何があったのか、そんなに青ざめている理由は何かと聞きました。 ドイル・アーサー・コナン『ブルー・カーバンクル』より引用
  • その顔色も母とおなじように青ざめているのが、七兵衛の注意をひいた。 岡本綺堂『鼠』より引用
  • 子供なら、普通の口調でも青ざめそうな声に、奇妙な響きが含まれていた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター08 D-薔薇姫』より引用
  • 色青ざめた母の顔にもいつしか僕等を真から可愛がる笑みがたたえて居る。 伊藤左千夫『野菊の墓』より引用
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