雲散霧消

全て 名詞
219 の用例 (0.01 秒)
  • が、家へ戻れば女房も子供達も、トンカチの響で雲散霧消してしまうのが常だった。 バルザック/小西茂也訳『風流滑稽譚(第三輯)』より引用
  • かつて自由惑星同盟では過大をきわめたものが、いまや雲散霧消しているのだった。 田中芳樹『銀河英雄伝説 06 飛翔編』より引用
  • まあ、曹軍が派手にぶっ飛ばされて雲散霧消するところを見ていて下されい! 酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部』より引用
  • 急ブレーキの慣性が終わる頃には、その殺気は雲散霧消うんさんむしょうしていた。 西尾維新『悲鳴伝』より引用
  • 情況証拠が山のように多くても、現場不在という一個の証明はすべての疑惑を雲散霧消させてしまう。 松本清張『証明』より引用
  • なんとかしてこの疑獄を雲散霧消する必要に迫られたのである。 松本清張『日本の黒い霧(上)』より引用
  • 鯨が雲散霧消したと思うほかはないのである。 久生十蘭『顎十郎捕物帳』より引用
  • これでは孫文との約束は雲散霧消、「満洲は進呈しましょう」どころではない。 小堺昭三『明治の怪物経営者たち(3)』より引用
  • そのためにさわやかな七夕の感じが雲散霧消してしまった。 江國滋『落語手帖』より引用
  • この項目に関しては、収容所内の民主運動の結果、日本人の手で雲散霧消するが、それは後のことになる。 御田重宝『シベリア抑留』より引用
  • 口がなかったり、死体を残さず雲散霧消うんさんむしょうするところから、異次元いじげんの生物という学者先生もいますし、宇宙人という人もいます。 広崎悠意『高機動幻想ガンパレード・マーチ』より引用
  • 家のローンや、車の割賦金にあっという間に雲散霧消うんさんむしようしてしまった。 森村誠一『花刑』より引用
  • しかし、学生らの抗議活動は夏休み中に雲散霧消し、夏休み以降に継続することはなかった。
  • 長者丸一郎さんの心臓に巣くった悪霊などは、たちどころに雲散霧消だ。 もりたなるお『土俵に棲む鬼 相撲小説集』より引用
  • しかしながら、父の血がどこやらへ雲散霧消したかのような言い草は、いくらなんでも業腹ごうはらだ。 森見登美彦『有頂天家族』より引用
  • きっとこのまま雲散霧消うんさんむしょうするに違いない。 神野オキナ『あそびにいくヨ!第06巻』より引用
  • 輸送機のパイロットたちとウォルターズ大尉が、自分たちの任務が雲散霧消うんさんむしょうしたのに気づいて、呆然となっても不思議ではなかった。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 07 東京上空』より引用
  • なお海外にあった3年のうちに生まれた長男・藤原洋太郎は早世、妻・文子との関係は雲散霧消していた。
  • 第三十八師団主力の到着を待って一挙に戦勢の挽回を図り飛行場を奪回しようとした第十七軍の計画は、雲散霧消したのである。 五味川純平『ガダルカナル』より引用
  • 事実、この手がかりもまた有望そうに見えながら、見事に雲散霧消うんさんむしょうしてしまいそうだった。 クロフツ/長谷川修二訳『フレンチ警部最大の事件』より引用
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雲散霧消 の使われ方