雲上人

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  • ましてや雲上人の三年生のことなど名前と顔を一致させているわけがない。 姫野カオルコ『禁欲のススメ』より引用
  • どちらにしても、私のような刑事部門のコッパ役人とは無縁の雲上人うんじょうびとである。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿06 夜光曲』より引用
  • 今と違って彼らを雲上人とあこがれていたときの話です。 服部まゆみ『一八八八 切り裂きジャック』より引用
  • しかも隣には、普通なら声もかけてもらえない雲上人、警視総監が座っている。 吉村達也『ワンナイトミステリー1 「巴里の恋人」殺人事件 「香港の魔宮」』より引用
  • 受け取った命令の遂行者である現場の将兵にとっては、海軍そのものとも言える雲上人の集団だった。 福井晴敏『終戦のローレライ(上)』より引用
  • こちらからはおそれ多くて、とうてい声などかけられない〝雲上人〟である。 森村誠一『新幹線殺人事件』より引用
  • 中村真一郎は文学に凝りかたまった雲上人うんじようびとのごとく思われているようだが、ごく普通の生活人の面があることを忘れられては困る。 福永武彦『第五随筆集 書物の心』より引用
  • あの笛師の喜仁というのは大層の名人のようですから、雲上人うんじようびとのおそばへも行かれましょう。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • これまた私にとっては雲上人ウンジョウビトである。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿02 摩天楼』より引用
  • 叔母君のような女人は、貴族の男の寵愛を得て、雲上人の間に身を置くことも出来よう。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • そんなことはなかったので、ボタンを押したのは、この悪夢的混乱の中のうのうと座席に腰掛けている雲上人うんじょうびとだったらしい。 米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件〈上〉』より引用
  • だから、実は町人のふりした雲上人うんじょうびとだったんじゃねぇかって勝手な推測が飛び交ってるみてぇ。 玉木ゆら『月にむらくも、恋嵐』より引用
  • アサイさんは、一年でもときどき先輩の練習相手をする、いわば花形スターだったからナントカさんのことが雲上人ではなかったのかもしれない。 姫野カオルコ『禁欲のススメ』より引用
  • もしそれがどうしても駄目ならば、せめてやんごとない雲上人と結ばれるようにさせてやりたいものだ。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 神との盟約に支えられた、雲上人だった。 宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー 下巻』より引用
  • 雲上人相手の白拍子しらべうしばかりぢや世の中は足らん。 長与善郎『青銅の基督』より引用
  • 一階級しかちがわないキルヒアイスも彼にとっては服従すべき上位者であり、大佐であるラインハルトは文字どおり雲上人であった。 田中芳樹『銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌』より引用
  • 家人たちも、この雲上人うんじょうびとの機嫌をどうして損ねたのかわからず、ひそひそささやき合った。 冲方丁『光圀伝』より引用
  • 水測長とは対照的なせ型の艦長は、少し前に胃潰瘍かいようの手術をしてから精彩がないが、一水兵にとっては雲上人に違いない。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 06 重力の井戸の底で』より引用
  • まあ、王女など雲上人うんじょうびとだし、主君というわけでもないのだけれど、これは国主に対する礼儀というものである。 吉野匠『レイン2 招かれざる帰還』より引用
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