離す

全て 動詞
2,656 の用例 (0.01 秒)
  • それからわたくしはあなたをちょっとの間も手離すまいとしたのですね。 モルナール・フェレンツ『最終の午後』より引用
  • 自分も彼の手を離そうとしないまま、そんなこと言っても説得力はない。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第04巻 恋人は幽霊』より引用
  • あたしの皮膚が腕からひきはがされるまで、あの子離さなかったんです。 大槻ケンヂ『くるぐる使い』より引用
  • その上少しでも目を離すと、今度はこうしてひとりで歩く練習を始める。 高殿円『銃姫 03 Two and is One』より引用
  • 今はもうまるでその点では自分と彼との生活の中心をきり離してしまった。 宮本百合子『一九二三年夏』より引用
  • あんたが自分自身にびっくりして手を離す前におれは白い血を放っていた。 坂東眞砂子『旅涯ての地(下)』より引用
  • リーファが剣から手を離すと同時に、彼も自分の武器を捨てていたのだ。 九里史生『SAO Web 02』より引用
  • 今ここで舌を離したら、今夜は二度とキスできないような気がしていた。 神崎京介『禁忌』より引用
  • 俊介が口を離した後も長いこと、彼女は眼を閉じたままじっとしている。 森瑤子『デザートはあなた』より引用
  • 少女が身を振り離そうとするのを面白がって、若者は大声で笑い出した。 赤川次郎『自選恐怖小説集 さよならをもう一度』より引用
  • それにひきかえ、左千代は写真をいつまでも手に持って離そうとしない。 塩田丸男『天からやって来た猫』より引用
  • そこには独特の雰囲気があり、見る人を惹き込んで離さない何かがある。 福永武彦『第五随筆集 書物の心』より引用
  • 左側の男から身を離そうとして、右の大きな男のほうに寄ってしまった。 伊岡瞬『いつか、虹の向こうへ』より引用
  • あいつを手離してなるものか、あいつは三十年の間私につれそうて来た! 新美南吉『最後の胡弓弾き』より引用
  • グラスを手から離さぬために、絶えずそれがテーブルの上で鳴っていた。 カー/宇野利泰訳『帽子蒐集狂事件』より引用
  • 党というより、金の息子がどうしても浩美さんを離さんかもしれんしな。 深田祐介『暗闇商人(上)』より引用
  • ポルフィーリイもやはりその間じゅう一度も相手から目を離さなかった。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(中)』より引用
  • 彼は何かを期待するかのように、幾つかの窓の一つから眼を離さない。 福永武彦『廃市・飛ぶ男』より引用
  • 看護婦はやがて彼の手を離して、机の上から小さな紙箱を持って来た。 豊島与志雄『蘇生』より引用
  • 白い鉄枠のベッドは両脇を壁から離して、部屋の中央に置かれていた。 南木佳士『ダイヤモンドダスト』より引用
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