随分

全て 副詞
6,714 の用例 (0.02 秒)
  • 随分家族が多いから、それだけの物を受けなくてはならなかつたのです。 森林太郎『樺太脱獄記』より引用
  • 随分長いあいだの関係で、昔は一緒に世帯しょたいをもったこともありましたの。 徳田秋声『仮装人物』より引用
  • 随分次郎にもきいてみたんだけれど、はっきりしないところがあるんでね。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 私共もあちらこちらに知って居る人があるので随分金を取られました。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 狐は随分夫婦仲がよい動物ですが、この陰茎には骨が入っておりません。 佐藤垢石『熊狩名人』より引用
  • しかし文章では随分ひどいことを書いているのを見ることがあった。 内山完造『魯迅さん』より引用
  • 用のない時には、散歩なんかする時には、随分長く歩くこともあります。 豊島与志雄『香奠』より引用
  • 余程盛大なもので随分一日泊って見ただけの価値は充分にございました。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 随分遠まわりをして、彼はやっと口笛のしていた場所へ出ることが出来た。 海野十三『恐怖の口笛』より引用
  • と自分の心で決めてしまっていたものですから、随分たまらなかったのよ。 久坂葉子『幾度目かの最期』より引用
  • もちろん、私の家にも面白い時もにぎやかな折も随分ずいぶんあるにはあります。 岡本かの子『岡本一平論』より引用
  • それは、石についた水垢は出水のないこと数十日に及ぶと随分厚くなる。 佐藤垢石『水垢を凝視す』より引用
  • 随分苛酷な、同情のない言ひ方だと思つたが、私は何も言はなかつた。 加能作次郎『乳の匂ひ』より引用
  • しかもそれが冬の極寒の時であったというから随分辛かったであろう。 夢野久作『梅津只円翁伝』より引用
  • あの人は私の聞いているだけでも、随分いろいろの人を知っていましたからね。 徳田秋声『足迹』より引用
  • だが、若い日本人には、科学知識の豊富なものが随分と沢山できてきた。 海野十三『電気看板の神経』より引用
  • 俺もな、今じゃ飲んだくれだが、これで旦那のためには随分働いたもんだ。 豊島与志雄『田原氏の犯罪』より引用
  • 私が思うに、病死か自殺か分らないような急死が、世の中には随分ある。 豊島与志雄『必要以上のもの』より引用
  • 私の様なものにさう言って下さるとは随分変った人もあるものだ。 知里幸恵『日記』より引用
  • 幾のことがあつたし、母は随分死ぬ迄気にかけてゐたのだ、と聞いた。 田畑修一郎『鳥羽家の子供』より引用
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