陽が傾き

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  • 陽が傾いてテーブルの近くに日陰がなくなったのを機に席を立った。 帚木蓬生『受精』より引用
  • 洞窟の外は、すでに陽がかたむきはじめ、西の空は赤くまりはじめていた。 水野良『ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)』より引用
  • 夏の陽が傾き、女中が灯を入れに来てからすぐに夜になった。 松本清張『かげろう絵図(上)』より引用
  • すでに陽が傾き始めた三月一日七ツ、高木邸に四挺の駕籠が着けられた。 山本一力『損料屋喜八郎始末控え』より引用
  • そのうちすっかり陽が傾いて、寒くなってきたので帰ることにした。 北野勇作『人面町四丁目』より引用
  • 陽が傾き始めた頃、南からの風が強くなったが、航海には影響ない。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 3 西戦の巻(下)』より引用
  • それまでは陽が傾くまで、じっと巨木の蔭に身を潜めていたのである。 高千穂遙『美獣 神々の戦士』より引用
  • 特に陽が傾いてくると、妖魔の気配を感じるのか、白兎が落ち着かない。 小野不由美『十二国記 08 図南の翼 小野不由美』より引用
  • 新之助が又左衛門の屋敷の外に出たときは陽が傾きかけて、塀が長い影をつくっていた。 松本清張『かげろう絵図(上)』より引用
  • が傾いて谷の間が陰になった時分に、今までよりは大きな淵に出くわした。 田中貢太郎『岩魚の怪』より引用
  • 外は陽が傾いて寒いが、家の中は、煖炉で薪が勢いよく燃えて、暖かい。 阿川尚之『アメリカが嫌いですか』より引用
  • 冬のが傾いて、北西側の建物はほとんどシルエットと化している。 乾くるみ『マリオネット症候群』より引用
  • 茶臼山の斜面を、馬で駆け下りた使番は、陽が傾きかけるころ戻ってきた。 滝口康彦『粟田口の狂女』より引用
  • 陽が傾き、夕暮れが迫ったとき、まだ動いているのは四、五組しかいなかった。 大藪春彦『唇に微笑心に拳銃 前・後編』より引用
  • 馬をどこかへすてて、夜八郎たちの処へもどって来たのは、陽が傾いた頃合であった。 柴田錬三郎『われら九人の戦鬼 (下)』より引用
  • ようやく河岸の道についたときは陽が傾き始めていた。 日野啓三『あの夕陽』より引用
  • いつの間にか陽が傾き、畳の上に映っている安田と万俵の影が長く尾をひいていた。 山崎豊子『華麗なる一族 上』より引用
  • その日も、そろそろ陽が傾いてきたころあいになって、いつものように賭場を覗きに行った。 熊谷達也『邂逅(かいこう)の森』より引用
  • 陽が傾いたせいか部屋内が薄暗くなり、さっきよりも陰翳いんえいが濃い。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 6 終焉の巻』より引用
  • 外へ出るともうすっかり陽が傾いていた。 光瀬龍『歌麿さま参る』より引用
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