険しい目

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  • 険しい目つきをした男がカーテンの隙間すきまから外の様子をうかがっていた。 馳星周『夜光虫』より引用
  • 田中は険しい目を片岡に向けていたが、結局、その椅子に腰を下ろした。 佐竹一彦『刑事部屋』より引用
  • 氏は険しい目つきをつくろうとしたが、眼のほうにはその気がないようだ。 アダムス/風見潤訳『銀河ヒッチハイクガイド』より引用
  • 唇の色が奇妙に赤く、けわしい目つきは何をするかわからない男の特徴であった。 笹沢左保『地獄を嗤う日光路』より引用
  • 思わず見上げると、自分を見下してゐる相手の険しい目と視線が合った。 酒井嘉七『ある完全犯罪人の手記』より引用
  • 紳士たちは険しい目つきをしていたが、明らかに好奇心をおぼえているらしかった。 ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟(2)』より引用
  • 彼は探るように私の顔を覗きこむと、険しい目つきで陰にこもって言った。 イネス/池央耿訳『ベルリン空輸回廊』より引用
  • まだ十八、九にしか見えない、その男が、険しい目でこっちを見た。 赤川次郎『霧の夜にご用心』より引用
  • 叔父は、いままでの笑顔とはうって変わって、険しい目で翼をにらんだ。 内田康夫『怪談の道』より引用
  • しらばっくれたとでも思ったのか、仲丸さんは険しい目を向けてきた。 米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件〈下〉』より引用
  • 忌々いまいましそうに語りながら、さらにエリカは険しい目でにらみつけてきた。 丈月城『カンピオーネ! 03 はじまりの物語』より引用
  • 知らぬ間に、また険しい目つきをしていたのだろうか。 村山由佳『星々の舟』より引用
  • それほど険しい目つきをしていたものと思われる。 峰隆一郎『人斬り弥介』より引用
  • 岡村はすでに帯をしめおわり、腰を宙に浮かし、険しい目つきをしていた。 豊田穣『海兵四号生徒』より引用
  • それから、意味ありげな険しい目で部屋のなかを見まわし、その目をトムに向けた。 ハメット/宇野利泰訳『マルタの鷹』より引用
  • その人は語尾をあげて、われわれ一同を険しい目つきで眺めまわす。 東海林さだお『ショージ君の青春記』より引用
  • ハンサムだったが、険しい目と眉間みけんしわが気難しそうな印象を与えていた。 有沢まみず『いぬかみっ!01』より引用
  • 何かを決意したような、険しい目を田毎に向けた。 泡坂妻夫『折鶴』より引用
  • 声をかけようとするあたしの前を、唇を引き結び、険しい目で通り過ぎてゆく。 野村美月『文学少女シリーズ13 “文学少女”と恋する挿話集3』より引用
  • 正面には険しい目つきの静花がおり、その隣で祖父がにこやかに微笑んでいる。 丈月城『カンピオーネ! 02 魔王来臨』より引用
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険しい目 の使われ方