険しい山肌

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  • 彼の辿る尾根道の右側は垂直に切れ落ちて、険しい山肌を露出している。 森村誠一『腐蝕の構造』より引用
  • たぶん、あの険しい山肌か、館の天井もしくは尖塔せんとうのあたりに直接空へ向けて面しているのだ。 二階堂黎人『奇跡島の不思議』より引用
  • 母の顔が消えて、再び険しい山肌が眼前に迫ってきた。 板東眞砂子『死国』より引用
  • 一行が険しい山肌を回ってそのまた向こうの浅い涸れ谷に向かっていく間にも、獣たちは互いに吠え合いながら、かれらの速度にぴったりついてくる。 エディングス『ベルガリアード物語3 竜神の高僧』より引用
  • 都市は険しい山肌にしがみついており、滝を通して見たかのように、きらきらときらめいている。 ブリン『サンダイバー』より引用
  • そこまで来ると、黄河のようにゆったりと流れていたビアーヴェ河も両側の険しい山肌に挟まれて、狭まってきます。 坂東眞砂子『旅涯ての地(上)』より引用
  • 堂宇は険しい山肌に点在し、四国霊場では珍しい磨崖まがいの阿弥陀三尊像がある。 永井吐無『癒しの旅 四国霊場八十八ヵ寺』より引用
  • なお、石鎚スカイラインは険しい山肌を縫うように作られたため、自然破壊ではないかとの批判も浴び、愛媛県知事を相手取った訴訟も提起された。
  • 風雨のせいで険しい山肌は滑りやすく、裸足の足の爪先を鋭く土に食い込ませて、かろうじてたしかな足場が確保できるといったありさまだった。 T・E・ロレンス/安引宏訳『砂漠の叛乱』より引用
  • ロッキー山脈の真中にあり、氷河が削った険しい山肌を晒す山々とその間に広がる湖が美しい。
  • 視界の片側には一千フィート以上もあろうかという大きな岩山が、黒々とした険しい山肌を露わにして威嚇するかのようにそそり立ち、その荒涼とした斜面には、太古の怪獣の肋骨が石化したかのような尖った玄武岩が無数に突き出ている。 ドイル/鈴木幸夫・鮎川信夫・齊藤重信『シャーロック・ホームズ全集(上)』より引用
  • 見おろす険しい山肌のそこかしこに、撃ち込まれたイェーガー用のアイゼンや、渡されたワイヤーロープが見える。 水無神知宏『鋼鉄の虹 装甲戦闘猟兵の哀歌』より引用