附く

全て 動詞
427 の用例 (0.01 秒)
  • 小屋に火の附いた時はもう太十は何等の苦痛もなく死んで居た筈である。 長塚節『太十と其犬』より引用
  • 只今お示しの布片の黒い方は死体に附いていたものと同じだと思います。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • 結婚してもう三年くらいになるかな、その前から附き合っていたんです。 福永武彦『海市』より引用
  • お雪さんは自分を見られることを意識しているということに気が附いた。 森鴎外『青年』より引用
  • 盃を口に持って行っていた彼等二人も、玄竜に気が附いてびっくりした。 金史良『天馬』より引用
  • まつさんは只わたしに附いて来て同じようにさえしていれば好いのだよ。 森鴎外『山椒大夫・高瀬舟』より引用
  • お聞きになると、あんまり呆けていないのにお心附きになろうかと思う。 泉鏡花『雪柳』より引用
  • 私はすぐに李の方へ近附いて行って、心配そうにどうしたことだと質ねた。 金史良『光の中に』より引用
  • 若先生御夫婦には、この伝六が附いとるというて安心させたかったなあ。 夢野久作『笑う唖女』より引用
  • 便所へ立つてもどつた時僕は身體の非常に冷却して居たことを心附いた。 長塚節『開業医』より引用
  • 近附いた時に見ると、眼鏡をかけた・鼻の無闇に大きな・醜い女だつた。 中島敦『かめれおん日記』より引用
  • 彼は彼女の手と彼の手の触れているところに火がくように思った。 中村真一郎『文章読本』より引用
  • と言うのは、作者の表現せんとする意志に近附いて行く喜びなのです。 小林秀雄『考えるヒント 3』より引用
  • もう此のくらい附き合えば先へ帰っても逃げたようにはならないであろう。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • まつさんは只わたしに附いて來て同じやうにさへしてゐれば好いのだよ。 森鴎外『最後の一句』より引用
  • その橇のあとに附いてゆきながら、途中で何度も私は滑りそうになった。 堀辰雄『風立ちぬ』より引用
  • 新橋駅で別れるときも、自分をみるあの男の眼附きは確かに変っていた。 橋本五郎『殺人迷路』より引用
  • 苗字の符合からしてもそれ位はとうに感附いていそうなものではないか。 金史良『光の中に』より引用
  • 逃げて来てからも、その男に附きまとわれたことなどを附け加えて話した。 徳田秋声『黴』より引用
  • あの女は影のように私に附きまとい、決して姿を見せず私を嘲笑あざわらっている。 福永武彦『夢みる少年の昼と夜』より引用
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