間々

全て 副詞 名詞
320 の用例 (0.00 秒)
  • 燭台の間々には花輪がいっぱい積まれていて、至る所光か花かであった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • そのために、これまでの邦訳とは違った解釈をしたところも間々ある。 ダンテ/三浦逸雄訳『神曲(第一部) 地獄篇』より引用
  • 木枯しの間々に、お母さんは折々金輪の音を遠くで聞くような気がした。 坪田譲治『新編 坪田譲治童話集』より引用
  • 山道には、そこここに渓流がはしり、間々まま滝が落ちていたように記憶する。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • かれは授業時間のあいだ々を宿直室に休息せねばならぬほど困憊こんぱいしていた。 田山花袋『田舎教師』より引用
  • 沿線に北野天満宮がある関係で臨時増発便が運行されることも間々ある。
  • そのためせっかく得た知識を使うことができないことも間々ままある。 E・E・スミス/川口正吉訳『スカイラーク3』より引用
  • しかもそういうときの彼は、どうにも手のつけようのないことが間々あるのだ。 ジョイス/飯島淳秀訳『ダブリン人』より引用
  • 零下二十度の寒さに素裸でさらされて、風邪をひいたことも間々ままあった。 ツルゲーネフ/佐々木彰訳『猟人日記(下)』より引用
  • 間々にばらいてある座布団は跡から来る客を待っているのである。 森鴎外『青年』より引用
  • そうしてその相間あいま々々には大きな湯呑ゆのみへ茶を何杯もえて飲んだ。 夏目漱石『道草』より引用
  • とご機嫌で呼びかけて、当の悪口記者をドキリとさせたことも間々あった。 牧野茂『巨人軍かく勝てり V9達成の秘密』より引用
  • 出る時に持つてなくつても、帰りには持つてかへるといふことが、間々あるもんだ。 岸田国士『運を主義にまかす男』より引用
  • それは、病症の不明な患者に対するときに間々あるやうな技術的な不安ともちがつてゐた。 田畑修一郎『医師高間房一氏』より引用
  • 近時京都焼きと称して、間々これを学ぶものあれども、多く行われず。
  • 北へ向っているはずがいつしか東にそれ、西に曲るのが南に向っていることが間々ある。 池宮彰一郎『最後の忠臣蔵』より引用
  • 話があるので絵をこしらえたということは間々あることだ。 海音寺潮五郎『赤穂義士』より引用
  • そういう話の間々に彼らは、たいそうな言葉を口にしていた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 追駈ける様なうちの中の騒ぎの声の間々に、静かな麦畑の彼方かなたから水の音がする。 石川啄木『鳥影』より引用
  • この種の事は自分実地に出あいて、見も聞きもしたる人他国にも間々あらんと思う。 泉鏡花『遠野の奇聞』より引用
  • 次へ »

間々 で始まる単語