閑散と

全て 副詞
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  • 住宅街を抜けた先の海岸通りには、倉庫やビルが閑散と建ち並んでいる。 鈴木光司『らせん』より引用
  • そして富と閑散とを有し四十歳を越した彼の心は、それで常に静かであった。 豊島与志雄『田原氏の犯罪』より引用
  • 書斎はいつも閑散と静寂を確実にあたえてくれるものだったからです。 オースティン/伊吹知勢訳『高慢と偏見(上)』より引用
  • 通りは集まったときと同じ速さで、たちまち閑散となった。 ムーア『大宇宙の魔女―ノースウェスト・スミス』より引用
  • 内宮の奥は閑散かんさん人気ひとけがなかったが、本来無人であるはずがない。 小野不由美『十二国記 05 東の海神 西の滄海』より引用
  • 横腹の昇降ドアが開き、光に目を細めた乗客が閑散と滑走路におり立ってきた。 樋口有介『楽園』より引用
  • 利明の所属する講座も途端に閑散となり、緊張感が目に見えてなくなっていった。 瀬名秀明『パラサイト・イヴ』より引用
  • 夏にはあれほど賑やかだったのに、冬になると閑散としてしまう、というケースは少なくない。 井上荒野『だりや荘』より引用
  • ごく平均へいきん的な家具が普通に並んでいるのだが、部屋が広いせいか、やけに閑散かんさんと感じた。 秋田禎信『魔術士オーフェンはぐれ旅 第01巻 「我が呼び声に応えよ獣」』より引用
  • 客の入りは、施設の規模からすると閑散としていて、特に外の観覧席は数えるほどしか人がいない。 楡周平『フェイク』より引用
  • 事務所として使用される率が高いのか、日曜の夜ともなると閑散とし過ぎて、不気味なくらいだ。 鈴木光司『らせん』より引用
  • 入って来た時は、かなり客がたて混んでいたが、それもしおが引くように出て行って、店は閑散となっていた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 12 夜鴉(よがらす)おきん』より引用
  • なだらかに続く山々には、秋に葉を落とした細い木が閑散かんさんと並ぶ。 時雨沢恵一『キノの旅 第08巻』より引用
  • 土曜にもかかわらず、村には閑散と人気がなかった。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • 別荘の人たちがそろそろ引上げ始めたからだいぶ閑散となった。 福永武彦『第一随筆集 別れの歌』より引用
  • 冬のまち、通りには閑散かんさん人気ひとけがない。 小野不由美『十二国記 07 風の万里 黎明の空(下)』より引用
  • 茶内ちやないと浜中に停車して、もとから少なかった乗客が少しずつ下車し、ますます閑散となったディーゼルカーは根釧こんせん台地の南部を行く。 宮脇俊三『汽車旅12カ月』より引用
  • ドイツなどでは、午後九時ぐらいになると、スレ違う人が恐ろしいほど街は閑散となるが、ユーゴは夜中でも人々は騒いでいる。 鈴木明『リリー・マルレーンを聴いたことがありますか』より引用
  • 文字通り大桑村の施設はそろっているが、宿場がないため両隣の駅と比べると閑散としている。
  • 閑散となった三両のディーゼルカーは、天神川に沿う狭い耕地を上り、温泉のある関金せきがねで数人の客を降ろすと、あとは一両に一人か二人しか残らない。 宮脇俊三『汽車旅12カ月』より引用
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