開いた傷口

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  • 次の瞬間にはその開いた傷口にピンセツトと鋏とがす早く入り交るだらう。 南部修太郎『疑惑』より引用
  • ざっくりと口を開いた傷口から、次から次へと血があふれ出してくる。 五代ゆう『〈骨牌使い〉の鏡Ⅰ』より引用
  • 結標が自分の体に刺さった矢を抜いた事で、開いた傷口から鮮血が舞う。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第08巻』より引用
  • 水道の水で洗っているときに、開いた傷口の底に白いものが見えた。 勝目梓『炎』より引用
  • 私のために、そしてあの人のために、ぱっくりと口を開いた傷口から血を流す。 梅田みか『別れの十二か月』より引用
  • 右手の甲では、血管の上に開いた傷口から、絶え間なく血が流れ落ちていた。 はままさのり『青の騎士 ベルゼルガ物語 2』より引用
  • 開いた傷口からしたたり落ちた血が制服をぐっしょりと濡らしていた。 ジェイムズ・ブリッシュ『10 最後〔オメガ〕の栄光』より引用
  • レーベンスタインが開いた傷口に指を触れると、そこは冷たく湿っていた。 ヨーヴィル『ドラッケンフェルズ』より引用
  • 確かに、大きく開いた傷口からのぞいているのは人間の脳髄に似ている白っぽい器官だった。 川又千秋『火星人先史』より引用
  • 俺はそれを受け取り、 <俺> の胸に開いた傷口に刺しこんで血を止める。 山本弘『まだ見ぬ冬の悲しみも』より引用
  • 夜会服は三、四十センチ切り裂かれていて、その下にぽっかり開いた傷口がみえた。 レマルク/山西英一訳『凱旋門(下)』より引用
  • 開いた傷口から流れた血が地面をどす黒く染めていた。 板東眞砂子『死国』より引用
  • 開いた傷口から飛び散った血はほおに当たり、それでも結標淡希あわきは笑っている。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第08巻』より引用
  • ただ、大きく開いた傷口のようなものが、そこで彼を待ち受けていることだけは分った。 吉行淳之介『砂の上の植物群』より引用
  • はだはちっともみえなくて、ただ緑の玉虫色の夜会服に開いた傷口がみえるだけだった。 レマルク/山西英一訳『凱旋門(下)』より引用
  • どんな弁明も、ざっくり開いた傷口を完全に消すことはできない。 皆川博子『旅芝居殺人事件』より引用
  • 徹三の浴衣ゆかたのはだけた胸には、内臓の色が見えるほどぱっくりと口を開いた傷口が無数につけられていた。 今邑彩『蛇神』より引用
  • 滑らかな肌に開いた傷口から血が流れ出す前に、俺はうずくまった姿勢から全力で飛び出していた。 九里史生『SAO Web 0404 第七章01』より引用
  • この手紙を見てください、 この手紙は彼の肉体で、そこに書かれている 一語一語は生き血を流している傷口、 ぽっかり開いた傷口みたいだ。 シェイクスピア/大山敏子訳『ヴェニスの商人』より引用
  • 体から頭部がひきちぎられたあとのぽっかり開いた傷口から、体液がにじみだしていた。 R・エイヴァリー『クレイトスの巨大生物』より引用
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開いた傷口 の使われ方