鎮める

全て 動詞
967 の用例 (0.01 秒)
  • だが、ぼくの胸は燃えていて、なんとしてもしずめることができないのだ。 ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(上)』より引用
  • さすがにその時刻になると昼間の暑さは鳴りを鎮めたように感じられる。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さらば深川』より引用
  • すでに外は日が暮れていて、静かな虫の音が荒ぶる神経をしずめてくれた。 田中啓文『私立伝奇学園高等学校民俗学研究会その1 蓬來洞の研究』より引用
  • そしてただ気分を鎮めるために急いで妻への手紙を書きに宿へ帰るのである。 岸田国士『ある夫婦の歴史』より引用
  • 王は、彼らに気を鎮めるようにと言って、この盲人達に住む家を与えた。 山口昌男『道化的世界』より引用
  • 日本からの電話を待っている間、興奮を鎮めるために飲み始めた酒だった。 夢枕獏『神々の山嶺 上』より引用
  • 今さら腹を立てても仕方がない、ととうに気持をしずめてはいたのだった。 藤堂志津子『やさしい関係』より引用
  • 投資などによって住民の怒りを鎮めるまではその港の施設は使用できない。
  • 岡山県ではトウビョウの祟りを鎮めるために道通様の名で祀られている。
  • そこはさすがにその昔、太閤秀吉がしずめて置いた土地柄とでもいうものか。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 不安にざわめく脳細胞をしずめる術がなく、視線が泳ぐのを止められない。 平安寿子『素晴らしい一日』より引用
  • 日本の社会は、事が起こればどうしずめるかに関係者が努力する社会である。 呉善花『スカートの風』より引用
  • 退屈の虫を鎮めるために、学生時代の友に電話をかけても、留守が多い。 森村誠一『山の屍』より引用
  • しかし、混乱し錯綜した人の心を浄化し、人の魂を鎮める音楽は少ない。 浜野サトル『新都市音楽ノート』より引用
  • 笠原の声を聞いているうちに恐怖がしだいにしずめられてくるようであった。 森村誠一『致死眷属』より引用
  • 亜希子は胸を鎮めるように、ガラスドア越しに表の通りに眼をやった。 南里征典『成城官能夫人』より引用
  • 最初の驚きをしずめた雨村は、ずっと気にかかっていたことをたずねた。 森村誠一『腐蝕の構造』より引用
  • 混乱する感情をどう鎮めて良いやら分らず、私はおろおろと視線を伏せた。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
  • あたしは彼女の気を鎮めてやって、きっと力になってやることを約束しました。 サド/澁澤龍彦訳『美徳の不幸』より引用
  • 世情の不安に動揺する心を、神霊によって鎮めたかったのかもしれない。 田中澄江『花の百名山』より引用
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