錆びる

全て 動詞
75 の用例 (0.00 秒)
  • さっきまでの本多長五郎の声は、びをおびた男性的な声であったのだ。 山田風太郎『叛旗兵』より引用
  • 昔は崖に風力発電機が据え付けられていたんですが、びて壊れとって。 二階堂黎人『奇跡島の不思議』より引用
  • 廃止されたホームの方には錆びた線路が本線から分断された状態で残っている。
  • 赤錆あかさびたレールが、こよみの前に、どこまでもどこまでもつづいていた。 桜坂洋『よくわかる現代魔法 第06巻 Firefox!』より引用
  • 一階は印刷屋の看板が出ていたが、錆びの浮いたシャッターが下りていた。 永瀬隼介『デッドウォーター』より引用
  • 錆びた鉄の蓋を開け、じっと眺めていたが、指も触れずに大門へ向かった。 菊地秀行『吸血鬼ハンター09a D-蒼白き堕天使1』より引用
  • 特別触れたワケではないが、彼女のコートには錆びた鉄の匂いが移っていた。 奈須きのこ『Fate/stay night 凛 Unlimited Blade Works TrueEnd Brilliant Years』より引用
  • 赤錆びた腕が生を受けたという超現象に度胆を抜かれてしまったのだろうか。 菊地秀行『吸血鬼ハンター03 D-妖殺行』より引用
  • 釘の頭が錆びていなかったことを考えれば、それはそう昔のことではない。 小野不由美『黒祠の島』より引用
  • 海のにおいというよりは、無機質の、びた鉄のような匂いがしていた。 三島由紀夫『金閣寺』より引用
  • 末期までレールの錆び取り目的のために運行ダイヤだけは残っていた。
  • 隅に赤くびた鉄の階段があり、その上に赤い裸電球がついていた。 半村良『石の血脈』より引用
  • だが、それだけでは、此の錆びた石に金属が含まつてゐると云ふ事が分らない。 ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • 書斎にいる石道がふと気づくとびた雨どいをつけかえている男がいる。 吉田知子『無明長夜』より引用
  • 祖母に泣いて頼んで手に入れたものなのに半月もしないうちにナイフの刃が錆びた。 高橋克彦『蒼い記憶』より引用
  • 右手の剣を油断なく構えながら、低く錆びた、しかしよく通る声で問う。 九里史生『SAO Web 0406 第八章01』より引用
  • たしかに注意して見れば、赤錆びた廃車の中からロープが一本下っている。 安部公房『方舟さくら丸』より引用
  • 打ち捨てられた日本の輸送船の赤錆びたのが、あちらにもこちらにもいる。 阿川弘之『私記キスカ撤退』より引用
  • まだ充分に使える自転車が雨ざらしになって錆びている姿はいたましい。 阿刀田高『箱の中』より引用
  • 商店街の焼跡には、どちらを向いても錆びた金庫が数限りなく見えた。 井伏鱒二『黒い雨』より引用
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