重苦しい

全て 形容詞
2,493 の用例 (0.01 秒)
  • 何か言わなければ、その時の重苦しい気持ちに耐えられそうもなかった。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 黒く塗れ』より引用
  • 「これが神が超常現象を起こしている理由だ」兄は重苦しい声で言った。 山本弘『神は沈黙せず』より引用
  • そう思ったとき、門の扉が重苦しい音をたてて横にスライドしていった。 松岡圭祐『千里眼の教室』より引用
  • しかし、戦死者が出たとの知らせに、村全体が重苦しい空気に包まれた。 水野良『ロードス島戦記 7 ロードスの聖騎士(下)』より引用
  • 関係のない話をしたことで、重苦しさが多少は取り除かれたようだった。 赤川次郎『魔女たちの長い眠り』より引用
  • あるいは重苦しいと感じていたのは、瑞穂の方だけだったかもしれない。 篠田節子『カノン』より引用
  • 上条はここにきて、ようやく重苦しい空気から解放された気分になった。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第04巻』より引用
  • 現実が重苦しい時、人々は神話によって自らを慰めようとしたのだった。 クラーク『都市と星』より引用
  • そして、重苦しい街の重い霧の中へそれよりも重い心を抱いて出て行った。 ディケンズ/本多顕彰訳『二都物語(上)』より引用
  • 多くの人々のあらわな額の上には、重苦しそうな興奮の色が漂っていた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 彼の約束した告白は、その時期における一つの重苦しい出来事であった。 トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』より引用
  • ただ肩から背筋へかけて、全体に重苦しいような感じが新しく加わった。 夏目漱石『門』より引用
  • 四辺あたりの空気が重苦しく立罩たちこめ不吉な予感が静かな部屋の中を領している。 中島敦『牛人』より引用
  • その異様な重苦しさを、少女の行為が吹きとばしてしまったようだった。 田中芳樹『アルスラーン戦記04』より引用
  • 夫の心のあり方に抵抗を感じる自分の心が重苦しく感じられたからである。 森村誠一『分水嶺』より引用
  • あれからどれほどの人たちと、この重苦しい沈黙をともにしたことだろう。 大野木寛『ラーゼフォン第02巻』より引用
  • 部屋に残された十三人は、重苦しい空気からなかなか抜け出せなかった。 山田悠介『パズル』より引用
  • 伸子は、いくらか重苦しい雲にきれめの見えた思いで客室へ戻って来た。 宮本百合子『道標』より引用
  • 空気はひどく重苦しく、圧迫された血が両眼から流れ出そうな気がした。 アンデルセン/神西清訳『即興詩人(下)』より引用
  • そういっても重苦しいものでいっぱいに皆の胸がしめつけられてきた。 正岡容『小説 円朝』より引用
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