重おもしい

全て 形容詞
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  • 最後に、ご主人さまとのみ呼ばれる男の重おもしい声がはっきり聞こえた。 クラーク・アシュトン・スミス/大瀧啓裕訳『ゾティーク幻妖怪異譚』より引用
  • 足音は重おもしいものだったが、妙に用心深くしているような気配があった。 ラヴクラフト全集3『02 「家のなかの絵」』より引用
  • 足音が重おもしいだけに、わたしはことさらその点が気にいらなかった。 ラヴクラフト全集3『02 「家のなかの絵」』より引用
  • その門が重おもしく八文字にひらいて、なかから行列がながれ出てきた。 山田風太郎『江戸忍法帖』より引用
  • 彼のつもりではこれが一種の冗談らしいのだが、とてもそうは思えない重おもしいしゃべり方だ。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編03 怪奇幻想』より引用
  • かれはそれを指差しながら、重おもしい口調で口をひらいた。 R・E・ハワード『不死鳥コナン』より引用
  • 「行ってゼルビノをさがしておいで」とわたしは重おもしく言った。 マロ・エクトール・アンリ『家なき子』より引用
  • 門戸之介は主水之介になって重おもしく言った。 かんべむさし『建売住宅温泉峡』より引用
  • 朝の白州に、国松以下四名を引きすえた勝重は、重おもしく申し渡した。 滝口康彦『粟田口の狂女』より引用
  • この最初の余興が終わったとき、重おもしい声が聞こえた。 ヴェルヌ/江口清訳『皇帝の密使(下)』より引用
  • 役人は、重おもしく陣笠をうなずかせて、闇の埋み門の方へしずかに去った。 山田風太郎『江戸忍法帖』より引用
  • ひとりの声は重おもしくて威厳があり、もうひとりの声は喉にかかった唸るようなもので、三人目の声は甲高くて鼻にかかっていた。 クラーク・アシュトン・スミス/大瀧啓裕訳『ゾティーク幻妖怪異譚』より引用
  • 「魂がつかまえられることはなかったのさ」ウィルバーが低い声で重おもしくいった。 ラヴクラフト全集5『08 「ダニッチの怪」』より引用
  • それが樹木を中心にする風景を重おもしく沈みこませ遠景の灰色の空をおし出していた。 大江健三郎『死者の奢り・飼育』より引用
  • その気配はいまや堅牢をきわめ、にわかに重おもしく私に迫ってきた。 開高健『青い月曜日』より引用
  • 刑事は無言で、しばらく村田を睨み続け、やがて重おもしく言った。 筒井康隆『恐怖』より引用
  • 鬼シダのとなりに必ず咲いたけしの花も重おもしく頭をもたげることでしょう。 工藤久代『ワルシャワ猫物語』より引用
  • やがて家のなかを重おもしくゆっくりと歩く足音がして、窓を開ける音が聞こえ、最初はオウルニイがいる南側とは反対の北側の窓、そして角を曲がったところの西側の窓だった。 ラヴクラフト全集7『13 「霧の高みの不思議な家」』より引用
  • もちろんこの男の申し出は、コナンのそれよりもさらに重おもしい価価があった。 R・E・ハワード『不死鳥コナン』より引用
  • あたりに、重おもしくのしかかってくるようなけはいがあって、なにか不吉な前兆ぜんちょうのように思えた。 トウェイン/鈴木幸夫訳『トム・ソーヤーの冒険』より引用
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