重い足をひきずる

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  • 安英に声をかけられて、三帆は重い足をひきずるようにして歩き出した。 平岩弓枝『千姫様』より引用
  • うだるような暑さのなか、駅からこのビルまで重い足をひきずってきた。 松岡圭祐『千里眼 堕天使のメモリー』より引用
  • 私は初めは、先刻のことでいつ叱られるかと、重い足をひきずっていた。 フォス『日本の父へ』より引用
  • そして心臓の底までしびれたようになって二階に重い足をひきずって行った。 エミリー・ブロンテ/大和資雄訳『嵐が丘』より引用
  • 喜助は、重い足をひきずるようにして、叔父の家の二階へ、帰って行った。 海野十三『仲々死なぬ彼奴』より引用
  • その後ろ姿の人間は、重い足をひきずりながら、ただ黙々と歩いている。 夢枕獏『神々の山嶺 上』より引用
  • 宮村はそういって、重い足をひきずるようにして歩く彼女をはげましながら雨の中へ出ていった。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • 重い足をひきずって食事をしに行くと、客の幾人かがわざわざ席を立って見舞の言葉を述べに来たりした。 北杜夫『楡家の人びと (上)』より引用
  • 三人は、やけくずれた家のほうへ、重い足をひきずっていきました。 セギュール夫人/江口清訳『リラの森』より引用
  • 誰もみな目はうつろで、重い足をひきずり、肩で息をしている。 阿久悠『瀬戸内少年野球団』より引用
  • 森のなかには、領主を失った臣民が、重い足をひきずるようにして流浪していた。 R・E・ハワード『征服王コナン』より引用
  • 重い足をひきずり、要町のマンションにたどりついたときには、夜八時になっていた。 石田衣良『赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝』より引用
  • 秀吉は、重い足をひきずってお絹のいる曾根崎の紀春に向かわねばならなかった。 花登筐『あかんたれ 土性っ骨』より引用
  • その日の午後、いつものように、わたしはミュア神父の家に重い足をひきずって出かけました。 クイーン/田村隆一訳『Zの悲劇』より引用
  • 男が、重い足をひきずりながら台所を出ようとした時、足が取っ手にひっかかった。 山本弘/友野詳/高井信『妖魔夜行 深紅の闇』より引用
  • 重い足をひきずりながら、大宮の町をぬけようとしていた。 阿久悠『瀬戸内少年野球団』より引用
  • 隅田は鉛のように重い足をひきずりながら、最高位のかこいに追いこまれて行った。 半村良『石の血脈』より引用
  • 二人は助け合いながら重い足をひきずってくる。 ツルゲーネフ/佐々木彰訳『父と子』より引用
  • その疑問に答えることを躊躇しながら、わたしは重い足をひきずって監房を離れ、階上に行った。 バローズ『火星シリーズ09 火星の合成人間』より引用
  • そうして私たちは二人きりになって、鉛のような重い心を抱き、重い足をひきずって荒野のなかを、トボトボと歩いた。 ドイル/延原謙訳『ドイル傑作集 クルンバの悲劇』より引用