重い

全て 形容詞
19,148 の用例 (0.01 秒)
  • しかしここももうその頃の私にとっては重くるしい場所に過ぎなかった。 梶井基次郎『檸檬』より引用
  • 何にしろ相手があるのだから責任が重いように思われて張合があった。 正岡子規『句合の月』より引用
  • といっても、僕はなにもこの点に重きをおいているわけではないのです。 ダイン/瀬沼茂樹訳『カナリヤ殺人事件』より引用
  • 中にも人間に親しいものとか、近いものとかは最も罪が重いわけである。 喜田貞吉『賤民概説』より引用
  • 刑事はこうした心証には非常に重きを置くものだと聞いたことがあった。 貴志祐介『黒い家』より引用
  • 外部の重い闇黒くらやみのなかで、もうジェノアが近づいているに相違なかった。 谷譲次『踊る地平線』より引用
  • 産は重くて骨が折れたが男の子が生れたと彼女の手紙の中に書いてあった。 島崎藤村『新生』より引用
  • 黄八丈きはちぢやうの着物に黒羽二重くろはぶたへの紋付と云ふこしらへで人には医者だと号してゐる。 芥川竜之介『孤独地獄』より引用
  • 残っている十四人はみな逮捕されて重い処刑が行われたのはいうまでもない。 岡本綺堂『女侠伝』より引用
  • 英語でビジネスをいかに展開していくかということに重きを置いている。
  • 私が藤森氏に二重の尊敬を払つてゐても、少しも不思議はない筈である。 岸田国士『幕が下りて』より引用
  • 野村は重武がどこかの隅から、彼をじっと見詰めているような気がした。 甲賀三郎『黄鳥の嘆き』より引用
  • 僕だつて、君の苦しみを見ることで、二重の苦しみを負つてゐるんだぜ。 岸田国士『ある夫婦の歴史』より引用
  • 不意におのおのの体内で何か重いかたまりがどしんと落ちたような気がした。 岡本かの子『決闘場』より引用
  • すなわち大きな頭部を持ち、それを細い体が重そうに持ちあげているのだ。 海野十三『火星探険』より引用
  • 六九年の三月には新聞が彼の死を報じたほど、それほど病気が重かった。 メリメ/江口清訳『カルメン』より引用
  • それに続いて、がちゃんと何か重い金物でも堕ちたような音がしました。 ドイル・アーサー・コナン『まだらのひも』より引用
  • 父の遺臣のうちでも重きをなしている彼などが、反対では困るのである。 吉川英治『新書太閤記(五)』より引用
  • 流れつつ亀裂が何重にも複雑に走り、赤いマグマが闇を走るのが見えた。 片岡義男『波乗りの島』より引用
  • 「まったく神のわざです」と、教重がいよいよ恐れたのも無理はなかった。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
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