重々しい

全て 形容詞
1,536 の用例 (0.01 秒)
  • 大きな門の穹窿きゅうりゅうの下を通る時重々しい音をたて、それから並木道に出た。 ユゴー・ヴィクトル『死刑囚最後の日』より引用
  • 金藤は予言者のように重々しくいい、他の商品のこき下ろしにかかった。 城山三郎『逃亡者』より引用
  • 僕が重々しく頷くと、深春は楽しそうに笑いながら、夜の闇へと消えた。 平坂読『ホーンテッド! 2』より引用
  • そして自分では重々しいと信じている口調で話しはじめたものだ。 田中芳樹『アルスラーン戦記02』より引用
  • その、砂でできたもやの向こうで月が重々しくまる姿すがたを夜空にせていた。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス10 コンプレックス・デイズ』より引用
  • 従来、雑誌の編集長といえば、多少とも重々しい存在であったはずだ。 小林信彦『夢の砦』より引用
  • それを掲げて連れの者たちに見せながら、彼は重々しい声で言った。 フーリック/大室幹雄訳『中国迷路殺人事件』より引用
  • 生活指導室という、職員室の側の重々しい部屋に私と母親は通された。 今野緒雪『マリア様がみてる 03 いばらの森』より引用
  • 理解できないと言わんばかりに、大ばば様は重々しく首を横に振った。 柴村仁『我が家のお稲荷さま第01巻』より引用
  • だが返事はなく、代わりに老婦人が重々しい表情をローランズに向けた。 クーパー『(闇の戦い4)樹上の銀(完)』より引用
  • 甲野さんは眼尻に笑の波を、あるか、なきかに寄せて重々おもおもしく首肯うなずいた。 夏目漱石『虞美人草』より引用
  • 床を踏む足音は重々しく、ひそやかで、人間のものとも思われなかった。 R・E・ハワード『征服王コナン』より引用
  • 扉は、その見かけにふさわしい重々しい音を立てて反対側に開いていった。 川又千秋『時間帝国』より引用
  • 二人は其処で十五分位だまつてその重々しい大荒れの有様を見てゐました。 ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • 巨大なバスが重々しく通りをやってきて、そのライトが夕闇の中に光った。 ディック/仁賀克雄訳『人間狩り ―ディック短編集』より引用
  • 彼らのうしろでドアは重々しく閉まり、彼らは小さな階段をおりていった。 ディケンズ/北川悌二訳『ピクウィック・クラブ(下)』より引用
  • そこまでじっと聞いていた山盛少林入道は初めて重々しく口をきいた。 胡桃沢耕史『女探偵アガサ奔る』より引用
  • しかしCさんはしばらくはだまっていて、やがて重々しい口調で言った。 田中澄江『なぜ愛なのか 十三の報告から』より引用
  • 過去を重々しくひきずっている人間は、簡単に変身することはできない。 山際淳司『エンドレス・サマー』より引用
  • その重々しい声の男がどこに座っているのか、まな美にも見えた。 西風隆介『神の系譜Ⅴ 竜の時間 亡国』より引用
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