重々しい雰囲気

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  • いささか重々しい雰囲気のなかで、この出来事の幕はおろされていった。 ルブラン/野内良三訳『ルパン対ホームズ』より引用
  • 重々しい雰囲気の中で静江姐さん一人がメラメラと燃えているようだった。 家田荘子『極道の妻たち』より引用
  • 女性層を意識した作風ではあるが、話自体はテレビシリーズの第14話・第22話・第27話・第29話のような重々しい雰囲気が描かれた。
  • 重々しい雰囲気ふんいきはなくなり、室内は再び明るくなって、誰もが楽しげ気におしゃべりしていた。 クーパー『(闇の戦い1)光の六つのしるし』より引用
  • たとえば慶子とか麗子とか、こみいった漢字だと重々しい雰囲気がただようではないか。 群ようこ『別人「群ようこ」のできるまで』より引用
  • 六ヶ月ばかり前から、国内の遠方に動乱が起って、それが一種の政治革命の気配を帯び、また国際戦争の萠しを帯びて、重々しい雰囲気が社会全般を蔽いつつあった頃のことでした。 豊島与志雄『三つの嘘』より引用
  • 重々しい雰囲気と静寂せいじゃくが張りめた空間に、俺は感嘆かんたんした。 小林めぐみ『ねこのめ 第3巻 六分儀の未来』より引用
  • 市川は、深刻な重々しい雰囲気になると、それが照れくさくて、わざと茶化すような癖がある。 川上宗薫『流行作家』より引用
  • そして、そこには重々しい雰囲気ふんいきかもし出された。 佐左木俊郎『山茶花』より引用
  • 古びた茶色の長衣を着て、あぶら光りのした頭巾をかぶっていたが、まちがいようもなく、男には重々しい雰囲気があった。 フーリック/大室幹雄訳『中国湖水殺人事件』より引用
  • こうしたコナンの周囲には、なにかしら、シェスピデスでさえもしぶしぶではあるがみとめざるをえないような、重々しい雰囲気がただよっていた。 R・E・ハワード『狂戦士コナン』より引用
  • それは農夫達の生活の一部が方々からこの待合室に持ちこまれて、この一所に、陰鬱な空の気配や、石塊いしくれの多い山合ひの畑での労苦や、長いあぜの列や、それらのいつしよくたになつた重々しい雰囲気を再現してゐるやうに思はれた。 田畑修一郎『医師高間房一氏』より引用
  • 圧政によって虐げられている人々と、荒廃した都市の描写がなされている、重々しい雰囲気の漂うダークファンタジー作品である。
  • 少年国王は重々しい雰囲気を醸しだそうと三司官譲りの台詞せりふを言ってはみるが、王冠は今にも彼の頭をすっぽりと覆いそうだ。 池上永一『レキオス』より引用
  • 土俵脇の砂かぶりでは両藩士が刀の柄に手をかけ、式守伊之助も顔面蒼白になるという一触即発の重々しい雰囲気の中、両者は待った2度、水入り2度の後に引き分けた。