重々しい空気

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  • 白い救急車とパトカーとが異常事態発生の重々しい空気を添えていた。 松本清張『馬を売る女』より引用
  • ウォール街の取引所クラブの重々しい空気の中に入って行ったにすぎないが、その事実だけで狂熱をよび起こしたのだった。 クイーン/田村隆一訳『Xの悲劇』より引用
  • 重々しい空気の中で、会長がフッとため息をついた。 家田荘子『極道の妻たち』より引用
  • けれども、雨と重々しい空気と、小市民的で閉鎖的なオーストリアのホテルの同宿者と、ただなだらかな砂浜の与えてくれるあの落ちついて親しみのある海への関係のないことが不愉快にし、その場所が自分のきめたことにかなったところだという考えを起こさせなかった。 マン/植田敏郎訳『ヴェニスに死す』より引用
  • 薄明かりの土蔵の中は重々しい空気が漂っている。 千秋寺亰介『怨霊記 1 四国結界篇』より引用
  • 重々しい空気であった。 松本清張『虚線の下絵』より引用
  • さらに支店長席の左側には本店の部長級、右側には監査役が列んでいたが、平均年齢四十五歳、ダーク・スーツの支店長たちで埋めつくされた大会議室は、それだけでも重々しい空気におおわれていた。 山崎豊子『華麗なる一族 上』より引用
  • 重々おもおもしい空気があたりをおおい、リディアはスープをすくったものの、口に運ぶのをためらう。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第14巻 誰がために聖地は夢みる』より引用
  • 人払いして厳粛な、重々しい空気の中でした。 御田重宝『特攻』より引用
  • トラップが立ちあがり、重々しい空気をなぎはらった。 深沢美潮『フォーチュン・クエスト 第1巻 世にも幸せな冒険者たち』より引用