重々しい態度

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  • 男の軽やかな口のききかたも、女の子の重々しい態度を変えさせなかった。 ハメット/砧一郎訳『ガラスの鍵』より引用
  • 紳士は一言いちごんも口をきかず重々しい態度で室内の電灯をみんな点けた。 ルブラン・モーリス『奇巌城』より引用
  • 三人の男の中のひとりは、顔の青白い、若い男で、重々しい態度をしていた。 ユゴー/榊原晃三訳『九十三年』より引用
  • そして彼はその崇拝をうけるのに、一種の憂うつな重々しい態度をみせた。 ユゴー/斎藤正直訳『レ・ミゼラブル(上)』より引用
  • その車から五人の男が跳び降り、重々しい態度で降りてくる桜田に頭をさげる。 大藪春彦『黒豹の鎮魂歌 第三部』より引用
  • 自信にみちた重々しい態度を示さなければならないのだ。 星新一『声の網』より引用
  • 元はこの重々しい態度をおぼえていた。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(3部)』より引用
  • その重々しい態度が、男女には、なにかうす気味わるいものに思われるのだった。 鮎川哲也『りら荘事件』より引用
  • これを聞くと、夫人は急にまた、いつもの重々しい態度になり、うなずいて、ただこう言っただけであった。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(3部)』より引用
  • とたずね、彼は重々しい態度で許可を与えた。 モーム/北川悌二訳『人間の絆(上)』より引用
  • 結婚式につらなっている人々のなかで、重々しい態度をしていたのは、母と美齢のふたりだけであった。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(3部)』より引用
  • 特に彼から使われてる職工らは彼を崇拝した、そして彼はその崇拝を受くるに一種の憂鬱ゆううつな重々しい態度をもってした。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 将軍は重々しい態度で、今後はもっと賢明になるよう、またきみの志す職業においては、服従こそ第一の義務だと知るべきであるといった。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
  • 例によって、愛想はいいが、さも重々しい態度で私を迎えた。 ツルゲーネフ/佐々木彰訳『猟人日記(上)』より引用
  • そこで彼は西風ゼフアーにウィンクをし、ふざけた重々しい態度で、あの紳士を起こしてはならんぞ、と言いつけた。 ディケンズ/北川悌二訳『ピクウィック・クラブ(下)』より引用
  • タップマン氏は、怒りで胸をムカムカさせ、いかにも重々しい態度で、その神秘的な模様の説明をした。 ディケンズ/北川悌二訳『ピクウィック・クラブ(上)』より引用
  • 簡単に云って了えば、ブック・レヴューというものの意義が可なり高いものでなければならぬということを、宣伝するために、特にブック・レヴューを主な内容とするこういう単行本を少し重々しい態度で、出版して見る気になったのである。 戸坂潤『読書法』より引用
  • しばらくのあいだ、バムブル氏が笑っていたとき、彼の目はふたたび三角帽にゆき当たり、重々しい態度に彼はひきもどされた。 ディケンズ/北川悌二訳『オリヴァ・トゥイスト(上)』より引用
  • 「あなたがこの部屋を出たらすぐ、わたしもこの部屋を出てゆきますよ」力のこもった調子でサムは答え、いかにも重々しい態度で坐りこんだ。 ディケンズ/北川悌二訳『ピクウィック・クラブ(中)』より引用
  • そこで、とがり杭のあいだからでは十分にながめられないのを知って、彼はそれを乗り越え、古い車軸棒の上に坐って、いかにも重々しい態度で郵便馬車をながめはじめました。 ディケンズ/北川悌二訳『ピクウィック・クラブ(下)』より引用
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