重々しい声

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  • 方陣のなかの一人の男がまえに進みでて、重々しい声でこう読みあげた。 桐生操『美しき拷問の本』より引用
  • それを掲げて連れの者たちに見せながら、彼は重々しい声で言った。 フーリック/大室幹雄訳『中国迷路殺人事件』より引用
  • その重々しい声の男がどこに座っているのか、まな美にも見えた。 西風隆介『神の系譜Ⅴ 竜の時間 亡国』より引用
  • かなり間をおいてから、王允はできるだけ重々しい声で、言葉をつづけた。 陳舜臣『秘本三国志 02 (二)』より引用
  • カイ・クムの目は一瞬きらりと光り、それから重々しい声で彼は答えた。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(下) 地の果ての燈台』より引用
  • いままでの陽気さがいつの間にか消えて、重々しい声になっていた。 ムーア『暗黒神のくちづけ―処女戦士ジレル』より引用
  • ディノが、顔を伏せたまま、それまでと違った重々しい声で言った。 天童荒太『包帯クラブ』より引用
  • 布瀬に続いて、今まで沈黙を続けていた倉野が、重々しい声で言葉を返した。 竹本健治『匣の中の失楽』より引用
  • けれど、間もなく、診察室のドアが半分開き、重々しい声が聞こえてきた。 ステーマン作/松村喜雄訳『マネキン人形殺害事件』より引用
  • 若者は、やがて背をのばすと、重々しい声で宣言するようにいった。 アリグザンダー『(プリデイン物語3)タランとリールの城』より引用
  • 刑事の重々しい声がズルズルと崩れて、連続した耳鳴りのように聞こえ始めた。 永瀬隼介『サイレント・ボーダー』より引用
  • 盛川の重々しい声を受けながら岩村は感激のあまり声も出なかった。 森村誠一『大都会』より引用
  • 彼自身も罪の意識を感じているのだろうか、重々しい声で、「そうだよな」と呟いた。 伊坂幸太郎『死神の精度』より引用
  • それまで一言も口をきかなかった母親は、ようやく立ち上がって、ゆっくりした重々しい声で尋ねた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 宇宙ステーションの中で聞いた、張りのある重々しい声だった。 高千穂遙『クラッシャージョウシリーズ03 銀河系最後の秘宝』より引用
  • 「早速ですが、ここに、刑事さんは来ましたか」戸田の重々しい声だった。 奥田英朗『邪魔』より引用
  • それはほんのたまゆらのことで、すぐにパヴの重々しい声でわれにかえった。 ムーア『暗黒神のくちづけ―処女戦士ジレル』より引用
  • 「われわれの旅券を見たいんでしょうね」と、リンが重々しい声でつづけた。 クイーン/石川年訳『エジプト十字架事件』より引用
  • 窓のひとつが、きしるような音を立てて上にあき、重々しい声が呼ばわった。 ハメット/砧一郎訳『ガラスの鍵』より引用
  • ぼそりと、それまで聞いたことのないような重々しい声で、ウフコックが言った。 冲方丁『マルドゥック・スクランブル The First Compression 圧縮』より引用
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