醜い顔

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  • 若者は彼の醜い顔に躊躇ちゅうちょの色が動くのを見ると、わざと冷やかに言葉をいだ。 芥川竜之介『素戔嗚尊』より引用
  • 傘なしに西日を受けていためかも知れないが、とにかくそれは醜い顔だった。 志賀直哉『小僧の神様・城の崎にて』より引用
  • 大きなみにくい顔なのに、その微笑には人を惹きつけるものがあった。 ミルン/古賀照一訳『赤い館の秘密』より引用
  • 赤いケロイドの醜い顔になった自分のことを、どこまで思ってくれているであろうか。 城山三郎『忘れ得ぬ翼』より引用
  • かさなしに西日を受けていたためかも知れないが、とにかくそれは醜い顔だった。 志賀直哉『城の崎にて・小僧の神様』より引用
  • ハスラエルはみにくい顔をかがやかせ、つめとがった大きな手を上にあげました。 ジョーンズ『ハウルの動く城02 アブダラと空飛ぶ絨毯』より引用
  • それはいかにも醜い顔の二十五六の男であった。 大倉燁子『青い風呂敷包』より引用
  • 頭の中には、滝沢に殴られて許しをうキュウリの醜い顔が浮かんでいた。 馳星周『不夜城Ⅱ鎮魂歌』より引用
  • 下男の元助は、みにくい顔をひん曲げて「それ見た事か」と言いたい様子です。 野村胡堂『銭形平次捕物控 02』より引用
  • 初めて見苦しくない服装をした魔術師の醜い顔には不思議な厳粛さが漂っていた。 エディングス『ベルガリアード物語5 勝負の終り』より引用
  • きれいな顔だともみにくい顔だとも言えなかった。 小池真理子『仮面のマドンナ』より引用
  • 小さいテーブルには、世にも醜い顔の老婦人が、まっすぐな姿勢で坐っている。 クリスティ/古賀照一訳『オリエント急行殺人事件』より引用
  • 若者は彼のみにくい顔に躊躇ちゆうちよの色が動くのを見ると、わざと冷ややかにことばをいだ。 芥川龍之介『杜子春・南京の基督』より引用
  • 投げるべき砲丸を持たぬばかりに、人間はこのくらい醜い顔を作らねばならぬか。 小林秀雄『考えるヒント 3』より引用
  • 二人とも醜い顔ではありませんが、実に人を食ったような眼つきをして、英語で話をしていました。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(上)』より引用
  • かといって、自分が醜い顔だとも思っていなかった。 田口ランディ『ハーモニーの幸せ』より引用
  • クリーチャーは醜い顔をあげて、大きな血走った目でハリーを見た。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 07 ハリー・ポッターと死の秘宝 (暫定訳)』より引用
  • 下女のお作は、みにくい顔と、正直な心とを持っているように平次は鑑定しました。 野村胡堂『銭形平次捕物控 05』より引用
  • そのことに気持がとらわれて暗い醜い顔をしている巳一を、女は遠い感じのない眼付でながめていた。 島尾敏雄『出発は遂に訪れず』より引用
  • 老人の醜い顔が歪むのを、女と少年は血も凍る思いで見つめた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター09d D-蒼白き堕天使4』より引用
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