醜い老人

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  • 話し終わってから、醜い老人は私の顔をのぞきこむようにしてつぶやいた。 横溝正史『誘蛾燈』より引用
  • 七十という醜い老人になるまで、わたくしは生きていなければならないのか知ら。 永井荷風『雪の日』より引用
  • 七十といふ醜い老人になるまで、わたくしは生きてゐなければならないのか知ら。 永井荷風『雪の日』より引用
  • 北斗は死をつかさどるとされ、白い服を着た醜い老人の姿で描かれる。
  • 激怒のあまり充血しきった醜い老人の顔へ、リナは赤い舌を出して言った。 菊地秀行『吸血鬼ハンター02 風立ちて“D”』より引用
  • 悲鳴を聞いて駆けつけた者らが見たのは、美青年の肖像画と醜い老人の死に姿だった。
  • 一説によると、その姿は氷のように透き通った衣に身を包む醜い老人とされる。
  • 南斗は生をつかさどるとされ、赤い服を着た、北斗と同様の醜い老人の姿や逆に若い美しい男の姿で描かれる。
  • 醜い老人になってしまえばもうそれほど人目を惹くことはないのではないかと、牛河はときどき考える。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • だれだってあそこにかかっている、あの美しい少年と、私のような醜い老人が同じ人間だといって、それをそのまま信じることができましょうか? 横溝正史『誘蛾燈』より引用
  • スラヴ神話においてコシチェイは醜い老人の姿をした悪人で、主に若い女性を襲う。
  • 「あなたはあの絵をどうお感じになりますか」ふと耳もとにそうささやく声に、驚いて振り返ってみると、いつの間にか、私の腰をおろしているベンチのそばに、一人のひどく醜い老人が立っていて、その絵の上をじっとながめているのである。 横溝正史『誘蛾燈』より引用
  • 墓の中で甦った敏清は、墓所内で味わったおぞましい恐怖のために自分の姿が白髪の醜い老人と化していたのを知る。
  • 容姿については諸説あり、その姿は炎のように燃え上がる衣に身を包む醜い老人であったり、北斗星君とは逆に美しい青年であるとも云われる。
  • 王様は再び姫に結婚を申し込むが、それでも姫は王様が醜い老人であることを理由に求婚を拒絶し、王様が立派な若者になれば結婚しても良いと告げる。
  • 俊輔は、六十六歳の醜い老人だった。 村松剛『三島由紀夫の世界』より引用
  • 「おまえが来るとは思わなかった」 「来るべきじゃなかったって言いたいんだろう、この不器用者が」醜い老人はぴしゃりとやり返した。 エディングス『ベルガリアード物語3 竜神の高僧』より引用
  • 本来はサテュルスとおなじ山野の精で、馬の耳や脚・尾などをもった、ひげをはやした醜い老人とされ、また、酔っぱらいの老人としても、音楽好きの老人としても表現され、ときには複数でも考えられた。 オウィディウス/田中秀央・前田敬作訳『転身物語(上)』より引用
  • 教授が、おう、と呻いて椅子から立ち上がったのは、しかし、そのせいではなく、眼前の醜い老人が、忽然として消滅したからであった。 菊地秀行『吸血鬼ハンター07b D-北海魔行 下』より引用
  • 痩せおとろえ、くぼんだ眼窩がんかのおくから恐怖の眼をひからせ、歯をカタカタと鳴らしているひとりの醜い老人の姿を。 山田風太郎『忍法帖3 伊賀忍法帖』より引用
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