醜い容貌

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  • 松川幸枝は、その醜い容貌を嫌われ、捨てられたに過ぎぬ。 梶山季之『現代悪女伝・欲望の罠』より引用
  • 天は甚内にこのうえもなく醜い容貌ようぼうをあたえたもうたが、そのかわり、比類もない頑健がんけんなからだを造りたもうた。 横溝正史『人形佐七捕物帳 15』より引用
  • リチャード3世は醜い容貌のせむし男として描かれ、劇中で王冠を狙う野心を吐露して悪党になると宣言する、際立った印象を与える人物となっている。
  • そんな醜い容貌を持ちながら、胸の中では、人知れず、世にも烈しい情熱を燃やしていたのでございます。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編03 怪奇幻想』より引用
  • ところがこの神は、はなはだ醜い容貌の持ち主であったため、昼間働くのは恥ずかしいからと、夜間に石橋造りの仕事をした。 宮元啓一『日本奇僧伝』より引用
  • またその生れた子供が、母になつき、母にすがり、母を慕い、母を愛するのに、その母の醜い容貌が何らの妨げにもならなかった。 堺利彦『私の母』より引用
  • それは醜い容貌のためだ。 梶山季之『那覇心中』より引用
  • そして、このことと、彼女の醜い容貌が相照応して、そこに一種のきびしい神秘性が形成され、それがトランプ占いなどやるばあい、あいてを畏怖せしめるのに役立つらしい。 横溝正史『金田一耕助ファイル15 悪魔の寵児』より引用
  • しかし右筆という勤めには似合わないほど陰気で、色が黒くごつごつした醜い容貌を持つ新蔵に、微笑は似合わなかった。 藤沢周平『麦屋町昼下がり』より引用
  • また、そのバリエーションとして、醜い容貌の定家からの求愛を内親王が冷たくあしらった、相思相愛だったが後鳥羽院に仲を裂かれた、あるいは定家の父藤原俊成も彼等の仲を知って憂慮していた等々、いくつもの説が派生したが、いずれも後代の伝聞を書きとめたものであり、史実としての文献上の根拠はない。
  • あの醜い容貌ようぼうといったら! 古川日出男『アラビアの夜の種族1』より引用
  • 私は生れつき、世にも醜い容貌の持主でございます。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編03 怪奇幻想』より引用
  • 金創十字に斬り苛まれた醜い容貌は、忍ぶ。 林不忘『煩悩秘文書』より引用