醜い女

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  • こたえたのはその後ろからそっと顔を出している三十五六のみにくい女でした。 野村胡堂『銭形平次捕物控 17』より引用
  • 近附いた時に見ると、眼鏡をかけた・鼻の無闇に大きな・醜い女だつた。 中島敦『かめれおん日記』より引用
  • ただしみにくい女は粧飾して渡っても、神がねたまないと見えて無事であった。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • 丁寧に迎えてくれたのは、三十前後の、これはすばらしくみにくい女でした。 野村胡堂『銭形平次捕物控 15』より引用
  • しかし、それは男性的な顔ではなく、むしろ醜い女の顔といってもよかった。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書3』より引用
  • 出てきたのは、四十五、六の、男のように体のがっちりしたみにくい女である。 横溝正史『青い外套を着た女』より引用
  • 特に美しいところもないし、そうかといって、醜い女でもなかった。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • それにお前は一番醜い女で、悪い便ばかりを好んで 持って来おる。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • この醜い女が大げさにふるまうとただでさえ醜い顔がもっとひどくなった。
  • そもそも彼は世の中で醜い女というものが一番きらいであった。 山田風太郎『くノ一紅騎兵』より引用
  • 私はひとめその顔を見たときから、醜い女だときめてしまった。 横溝正史『金田一耕助ファイル01 八つ墓村』より引用
  • 喬はその醜い女とこの女とを思い比べながら、耳は女のおしゃべりに任せていた。 梶井基次郎『ある心の風景』より引用
  • 醜い女、力のない男、これはまったく無意味な誕生なのではございますまいか。 山田風太郎『自選恐怖小説集 跫音』より引用
  • しかしその女はきっとみにくい女だろうと思っていた。 武者小路実篤『友情』より引用
  • 知性ある醜い女から、頭のにぶい美しい女まで、きちんと変化していくわ。 ピアズ・アンソニイ『魔法の国ザンス01~カメレオンの呪文~』より引用
  • 薄給の家庭教師ででもあろうかと思われる、せた、醜い女である。 森鴎外『青年』より引用
  • 余り騒がれもしなかったし、新聞にも出なかった様だが、醜い女であったからかも知れない。 織田作之助『ひとりすまう』より引用
  • きれいな女とみにくい女との見分けはもう日吉にもついていた。 吉川英治『新書太閤記(一)』より引用
  • 醜い女たちもまた、 熱愛せられて大きな誉れをうけているのを。 モンテーニュ/関根秀雄訳『モンテーニュ随想録抄』より引用
  • そばにかくばった、みにくい女が歩いていて、ときどきその男をつついた。 リルケ/星野慎一訳『マルテの手記』より引用
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