遮二無二

全て 副詞
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  • 男はやっとボートに駆けのぼると、オールをとって遮二無二漕しゃにむにこいでいく。 横溝正史『金田一耕助ファイル14 七つの仮面』より引用
  • あるいはそれが使命だとでもいうのか、遮二無二しゃにむにおくへ奥へと向かっていく。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス12 ブラック・アラベスク』より引用
  • あのさい、べつな方向へ、遮二無二逃げてゆく一舟群を見たのである。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 岩が落ちて来るような勢いでそのひとの顔が近づき、遮二無二しゃにむに私はキスされた。 太宰治『斜陽』より引用
  • 人々の手を逃れ、地面に転がり落ち、遮二無二這って逃げ出そうとした。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • 遮二無二しゃにむにつき進む将に気を強くした〈琅〉軍の兵たちが、次々とあとに続く。 井上祐美子『五王戦国志8 天壌篇』より引用
  • 敵の不意をうって、遮二無二しやにむにりこむならば、勝たぬことのあろうか。 海音寺潮五郎『新太閤記(一)』より引用
  • 強引なものが、きよ子を遮二無二しやにむに、ひっぱって行くような感じであった。 平岩弓枝『湯の宿の女』より引用
  • 三千代みちよかたもどされながら、まへひらいたドアへしやからだんだ。 小島政二郎『海燕』より引用
  • 張松はたちまち大勢の兵に囲まれて遮二無二、練兵場の外に引きずり出された。 吉川英治『三国志』より引用
  • であるから世の金の亡者のように遮二無二儲けようとはしない。 豊田穣『飛行機王・中島知久平』より引用
  • 西のほうからわき起こった雲の恐怖は、遮二無二ぼくを前進させた。 イネス/大門一男訳『蒼い氷壁』より引用
  • 生きているとは思えない致命的な点は、生命が遮二無二逃げ込んだ場所であった。 コクトー/佐藤朔訳『恐るべき子供たち』より引用
  • 何でも本道から西へ入ると聞き伝えているので、心のく彼は遮二無二しゃにむに西へと進んだ。 岡本綺堂『飛騨の怪談』より引用
  • 寝食をけずって遮二無二しゃにむに勉強したぐらいで、卒業できるほど大学は甘くない。 小野不由美『十二国記 10 華胥の幽夢+漂舶』より引用
  • あとさ、こういうところで遮二無二しやにむに働いたら、なんかスカッとしそう。 角田光代『対岸の彼女』より引用
  • 警部は、辺りに山積みになっている雑品を、遮二無二しゃにむに調査しつづけた。 ステーマン作/松村喜雄訳『マネキン人形殺害事件』より引用
  • すると猫は大胆にも枕の上へあがって来てまた別の隙間へ遮二無二しゃにむに首を突っ込もうとした。 梶井基次郎『のんきな患者』より引用
  • たとえお前が誰にも見えなかったとしても、ロケットは遮二無二しゃにむに突き抜けるだけなのよ。 入間人間『電波女と青春男 第02巻』より引用
  • ただこれと思う方向へ遮二無二しゃにむに歩くばかりである。 江戸川乱歩/紀田順一郎編『江戸川乱歩随筆選』より引用
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遮二無二 の使われ方