遮る

全て 動詞
1,685 の用例 (0.01 秒)
  • 何か言いかけた根戸を遮るようにして、呟いた羽仁の表情は真剣だった。 竹本健治『匣の中の失楽』より引用
  • これより西にこれより高い土地はなく、そして視界をさえざるものはなかった。 時雨沢恵一『キノの旅 第05巻』より引用
  • まるで森全体が、彼の行手をさえぎるべく、生きて動いているようであった。 芥川竜之介『素戔嗚尊』より引用
  • 樹葉が光を遮っている樹林帯の中では、サングラスをかける必要はない。 森村誠一『山の屍』より引用
  • 今日は帰るよといいかけるのを、里伽子はますます不機嫌な声でさえぎった。 氷室冴子『海がきこえる』より引用
  • 山々に視界を遮られたこの村へ來て、私は海を見る樂しみを空へ向けた。 梶井基次郎『闇への書』より引用
  • 鳥も啼かず人影もなく風さえ葉の壁にさえぎられて林の中までは吹いて来ない。 国枝史郎『沙漠の古都』より引用
  • 母の頭を打っていた激しい雨がふいに遮られ、雨滴が傘を打つ音がした。 森見登美彦『有頂天家族』より引用
  • 彼女は書類を載せた机を私から遮るような元の姿勢で立っていた。 チェーホフ・アントン『妻』より引用
  • だが次第に慣れ始めたのか、アリスは水壁を張って、攻撃を遮り始める。 同人『魔法使いの夜~Wicth on the Holy Night~』より引用
  • 一方的に興味ゼロの飼っている犬の話を始めた口をさえぎって俺はいた。 谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』より引用
  • あてもなく歩いているうちに、ふいに小道の先に行く手をさえぎるる門が見えた。 小野不由美『十二国記 03 風の海 迷宮の岸(上)』より引用
  • これで二枚の扉が、前方からも後方からも宗像の体を遮ってくれるはずだ。 山田正紀『謀殺のチェス・ゲーム』より引用
  • たが、呼吸をさえぎる手は小揺るぎもせず、やがて、老人の体は力を失った。 麻生俊平『ザンヤルマの剣士 第二巻』より引用
  • 全視界を遮る霧の中に、針で穴を開けたような一つの光点を見つけた。 乙一『平面いぬ。』より引用
  • 己はドイツ人のまだ何か言ひさうにしてゐるのを遮つて聞いて見た。 森林太郎『鱷』より引用
  • 不意にげる男の行く手を遮るように大型トラックが飛び出して来た。 赤川次郎『招かれた女』より引用
  • 一方、海上部は、視界を遮るほどの遮音壁はほとんど設置されていない。
  • 煙で視界を遮られるが、よく見ると、火が水の上を渡っているらしい。 五味川純平『虚構の大義 ─関東軍私記─』より引用
  • 鋭い言葉が飛んできたが、明日奈は重いドアを閉めて、その先を遮った。 九里史生『SAO Web 外伝04 絶剣』より引用
  • 次へ »