遮る

全て 動詞
1,685 の用例 (0.01 秒)
  • そこまで来るともう楽器の響きは明瞭めいりょうに何物にもさえぎられずに聞えてきた。 マン/高橋義孝訳『トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す』より引用
  • 太陽は出ていないか、それとも電車の壁や屋根に遮られているのだろう。 乙一『暗いところで待ち合わせ』より引用
  • 風をさえぎる木箱のかげに場所を見つけ、おれたちは荷物をそこに移し始めた。 喬林知『今日からマ王 第07巻 いつかマのつく夕暮れに!』より引用
  • この位置にある物体は決して地球や月に遮られることがないからである。
  • おれはドイツ人のまだ何か言いそうにしているのを遮って聞いて見た。 森鴎外訳『諸国物語(下)』より引用
  • 山の部分が視界を遮っているため向こうに何があるのか見てとれない。 瀬名秀明『パラサイト・イヴ』より引用
  • 馬鹿ばかにされたと思ったのか、なにか言いかけたホロをさえぎるのには十分だ。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅹ』より引用
  • そしてそれを取りに行こうとする気配を見せたので夫はそれをさえぎった。 ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(上)』より引用
  • また、トンネル内の上下線の間に遮風壁を設けることも検討されている。
  • 社会人の知恵というもんですか、と言うぼくの言葉を彼は無言で遮った。 山田詠美『姫君』より引用
  • 神戸はなにかを反駁はんばくしようとして唇を震わせたが私はもうそれを遮った。 遠藤周作『月光のドミナ』より引用
  • 木立にはさえぎられてはいるが先ほどのところよりはもう少し高い眺望があった。 梶井基次郎『路上』より引用
  • 太陽は薄い雲にさえぎられて見えなかったが、その割には地上は明るかった。 塩田丸男『天からやって来た猫』より引用
  • また翼が上部にあることで翼の付近の客席からは上空の視界が遮られる。
  • 身体の内側から囁きかけてくる声を、自分の大声でさえぎったつもりだった。 宮部みゆき『ICO 霧の城』より引用
  • 雲にさえぎられて見えはしないが、太陽は刻一刻と西の空に落ち始めている。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(上)』より引用
  • 急に大きな障害物が目の前に現れたみたいに、視界がさえぎられた感じがする。 森博嗣『スカイ・クロラ』より引用
  • 下のフロアと同じように、ここにもほとんど視界をさえぎるものはなかった。 三上延『シャドウテイカー2 アブサロム』より引用
  • その続きは、ふいに彼の真後ろに立った女性によって遮られてしまった。 高殿円『銃姫 02 The Lead in My Heart』より引用
  • 両眼りょうがん所在ありかは、煙色けむりいろのレンズの入った眼鏡にさえぎられて、よくは見えない。 海野十三『見えざる敵』より引用
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