遠慮会釈

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  • ところが津和子は、三日にあげず、遠慮会釈えしやくもなく物を借りに来る。 夏樹静子『女検事 霞夕子 螺旋階段をおりる男』より引用
  • あの王ときては、遠慮会釈もなく、誰でも見境なく、失礼に扱うのですから。 佐藤正彰訳『千一夜物語 06』より引用
  • 雨の下ではこちらの火縄銃は使えないのに、防衛軍の方からは遠慮会釈もなくそれが飛んで来るのだ。 山田風太郎『海鳴り忍法帖』より引用
  • 遠慮会釈えんりょえしゃくない銃弾の雨が、ゲリラやエスティスたちのまわりにそそいだ。 賀東招二『フルメタル・パニック!短編集04 同情できない四面楚歌?』より引用
  • それを耳にしたものは、忠夫がいかにヒサに対して遠慮会釈もない態度に出ているかが想像できた。 松本清張『証明』より引用
  • 遠慮会釈なくそんなところで葉子にれ親しむのは子供たちだった。 有島武郎『或る女』より引用
  • すると、忠俊の雷のような叱責しつせきは、遠慮会釈えんりよえしやくもなく近侍の上に落ちる。 海音寺潮五郎『江戸城大奥列伝』より引用
  • 遠慮会釈なくそんな所で葉子になれ親しむのは子供たちだった。 有島武郎『或る女』より引用
  • 学園関係者のだれもが記者たちにつかまって、遠慮会釈のない質問や追及があちこちに展開された。 横溝正史『死仮面』より引用
  • 蝦は水の世界の馬鹿者で遠慮会釈もなしに二つの鋏ではりさきを捧げて口の中に入れる。 魯迅『村芝居』より引用
  • しかし『三国志』作者は蔡瑁に対してまことに遠慮会釈がないのであった。 酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部』より引用
  • この連中は自分の時間をもてあまして、遠慮会釈なくこちらの時間をつぶしにくる。 ルソー/桑原武夫訳『告白(下)』より引用
  • いっておくが、おれのほうは、きみの宿主について、そんな遠慮会釈はしないぜ。 ハル・クレメント『20億の針』より引用
  • そうしてまた龍子は、養子である夫に対して遠慮会釈えしゃくもなくその父親の礼讃らいさんをはじめた。 北杜夫『楡家の人びと (上)』より引用
  • その一方で若手の公然派には遠慮会釈なく、新聞記者として興味のあるテーマを自由に取材してもらった。 佐藤正明『トヨタ・GM 巨人たちの握手』より引用
  • ところがあいつは遠慮会釈えんりょえしゃくのない男だから、他人ひとの前でも一向に取繕とりつくろおうとはしない。 イプセン/矢崎源九郎訳『人形の家』より引用
  • ある時期から彼は、遠慮会釈えんりよえしやくなくいろいろのことを尋ねられるのでこわくなってこの靴屋を敬遠けいえんするようになっていたからである。 ヘッセ/岩淵達治訳『車輪の下』より引用
  • って、イヤ義理ガタイのなんの、遠慮会釈えしやくなくブチのめしてくれました。 斎藤隆介『職人衆昔ばなし』より引用
  • この美術監督は遠慮会釈のない発言をするので有名だが、われわれは悪役を引き受けてくれる彼に感謝している。 筒井康隆/横尾忠則『美藝公』より引用
  • 彼はこうも遠慮会釈なくやっつけられているはでな身なりの婦人を不思議そうに眺めやった。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(上)』より引用
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遠慮会釈 の使われ方