遠慮会釈

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  • 人のもんでもなんでも、欲しゅうなったら遠慮会釈もなしに取ってまう。 坂東眞砂子『葛橋』より引用
  • 彼らは遠慮会釈もなしに酋長のおごりヽヽヽで最初の食事をすることにした。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(下) 地の果ての燈台』より引用
  • その女は、遠慮会釈えんりょえしゃくなく馬の脇腹わきばらって、岩の多い坂道を登ってきた。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 03 ガロウ・ラン・サイン』より引用
  • 一つ空いてる場所があつたので、祖父は遠慮会釈なしにそこへ坐りこんだ。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 前篇』より引用
  • この遠慮会釈のない饒舌じょうぜつ家が到着するやいくつかの組ができた。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • それは使用人が取る態度とも思えない、まるで遠慮会釈のない見上げ方だった。 小池真理子『狂王の庭』より引用
  • ひとのところへ来てこんな騒ぎを起すなんて遠慮会釈えんりょえしゃくのない男だよ、まったく。 ダイン/鈴木幸夫訳『僧正(ビショップ)殺人事件』より引用
  • 赤子はひとしきり遠慮会釈えんりょえしゃくもなく泣いてから、仏のような顔して眠っている。 伊藤左千夫『去年』より引用
  • 残虐行為に関しても、敵のものも、味方のものも、遠慮会釈なく描くしね。 堀田善衞『スペインの沈黙』より引用
  • 脳外科の医者は、手術に際して、遠慮会釈なく患者さんの頭の毛を剃る。 養老孟司『脳の見方』より引用
  • それでいて、相手が遠慮会釈なく立ちむかってくるのは覚悟しなければならない。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『08 ソロ対吸血鬼』より引用
  • 電燈は消え、風はうなりをたてて吹き荒び、雨は遠慮会釈なく降り込む。 柳田邦男『空白の天気図』より引用
  • しかし芋川の遠慮会釈のない言い方で、さすがに藩の大勢を悟ったらしい。 藤沢周平『漆(うるし)の実のみのる国(上)』より引用
  • 彼女は遠慮会釈もなく、大きなしりをわずかな空間へぐいぐいねじ込んで来る。 森村誠一『殺人の組曲』より引用
  • そして遠慮会釈もなく思うぞんぶん大臣らしい阿呆なまねをしてみましょう。 スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(上)』より引用
  • わたしは遠慮会釈なくソファに腰を下ろし、冷たい口調で答えた。 若竹七海『依頼人は死んだ』より引用
  • 木の器に山盛り運ばれてきた林檎リンゴに、ホロは遠慮会釈えんりょえしゃくなく手をばす。 支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅡ』より引用
  • 近所のある女が、遠慮会釈えんりょえしゃくもなく、にんじんをおどかしたことがある。 ルナール/辻昶訳『にんじん』より引用
  • 彼は遠慮会釈なく悪態をついていたが、それもむりからぬことだった。 マクリーン『ナヴァロンの要塞』より引用
  • さっき来た丈の高い若い男が力ずくで押し通り、遠慮会釈もなく人々を右へ左へ肩でこづいていた。 ロンドン/山本政喜訳『白い牙』より引用
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遠慮会釈 の使われ方