遠ざかる

全て 動詞
2,229 の用例 (0.01 秒)
  • こんな風にあの人を遠ざからせてしまったのはお母さんだって悪いんだ。 堀辰雄『聖家族』より引用
  • 僕たちは岸が遠ざかって行くのをながめ、いい気持で得意になっていた。 モーパッサン/杉捷夫訳『くびかざり』より引用
  • 地球は信じられないような速さで遠ざかり、一分たらずで見えなくなる。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ2) グレー・レンズマン』より引用
  • 四人は細い横町を三分の二ほど広い通りの方へ遠ざかったところである。 夏目漱石『三四郎』より引用
  • 君が僕から遠ざかるその瞬間から、僕はこの世にただ一人とり残される。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(4)』より引用
  • 砲火の音がほんの少し遠ざかるとすぐに商人たちはこうして渡って来る。 石川達三『武 漢 作 戦』より引用
  • その話を興味深げに聞いている周囲の人間からも遠ざかりたいと思った。 乙一『暗いところで待ち合わせ』より引用
  • これは地球の潮汐により月の軌道が遠ざかることと類似した機構である。
  • 女の声から、彼女の意識がもうそこから遠ざかりつつあることがわかる。 森瑤子『少し酔って』より引用
  • 馬車は坂を下り遠ざかってそのまま過去の時間の中に消え去っていった。 山下洋輔『ドバラダ門』より引用
  • まごまごしているうちに駅は遠ざかって小さな工場めいたところに出た。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • 遠ざかっていく彼女の足音だけが乾いた鼓動の様に闇の中に響いていた。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 第2話』より引用
  • 長い影をひきずるようにして、二人の男は深夜の町を遠ざかって行った。 藤沢周平『暁のひかり』より引用
  • 離陸したばかりの月は、見る見るうちに小さくなって遠ざかって行った。 海野十三『大宇宙遠征隊』より引用
  • 直後に、鳴り響いている電子音が壁の向こう側のずっと奥へ遠ざかった。 乙一『さみしさの周波数』より引用
  • 結婚話からも遠ざかり、男性と知り合う機会にも期待しなくなっていた。 坂東眞砂子『葛橋』より引用
  • そうしてこんな風に私たちから遠ざからせてしまったのにちがいない。 堀辰雄『聖家族』より引用
  • 彼の周囲に座っていた人々は悲鳴をあげて彼から遠ざかろうとした。 乙一『ZOO』より引用
  • 距離が段々と遠ざかるうちに愛の声も二人の姿も小さくなっていった。 山田悠介『リアル鬼ごっこ』より引用
  • そのくせ動作はきびきびとしており、あっというまに遠ざかっていった。 森瑤子『ママの恋人』より引用
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