遠い

全て 形容詞
18,981 の用例 (0.02 秒)
  • 遠い昔に知っていた人物だということにやっと気づいたといった感じで。 フィッツジェラルド・フランシス・スコット『グレイト・ギャツビー』より引用
  • そんな遠歩きする鼠の話はこの年になるまで聞いたことがありませんよ。 坂口安吾『屋根裏の犯人』より引用
  • とくに現代のひとには、古典中の古典になってしまいそうな遠さである。 吉川英治『随筆 私本太平記』より引用
  • 遠まわりしたところで、発見される危険を減少させることにはならない。 バローズ『火星シリーズ05 火星のチェス人間』より引用
  • そのなかっている乗客じょうきゃくは、たいていとおいところへたびをする人々ひとびとでした。 小川未明『ある夜の星たちの話』より引用
  • それから僕自身の生活に遠い生活を書いた小説も愛読しないことはない。 芥川竜之介『小説の読者』より引用
  • そんなことを新聞が叫んでいたのは五年も前の遠いことのような気がする。 坂口安吾『街はふるさと』より引用
  • そして遠い国の方から帰って来たものであるというその心を告げたかった。 島崎藤村『新生』より引用
  • この間から四五日遠退いていたのを幸いに、このまま顔を見ないで行く! 森田草平『四十八人目』より引用
  • 彼はまたふと、一年半の戦場の生活を、遠い昔のことのやうに思ひ出す。 岸田国士『泉』より引用
  • あるいは意外の幸運に心も躍って道の遠いのも知らずにゆく人もあろう。 伊藤左千夫『去年』より引用
  • それはちやうど一年前の古い記憶であるやうな、遠さのみが感じられた。 坂口安吾『吹雪物語』より引用
  • 深い闇のなかから遠い小さな光を跳めるほど感傷的なものはないだろう。 梶井基次郎『闇の絵巻』より引用
  • 生みの母に初めて離れて遠い旅に出るこの子の母はよく言つてきかした。 北原白秋『白帝城』より引用
  • 当たらずといえども遠からずというところまで持ってきたのは頭がいい。 アイルズ/宮西豊逸訳『殺意』より引用
  • 遠助が棚の上を見ると、蓋が開いたまままだ箱がそこに置かれている。 夢枕獏『陰陽師付喪神(つくもがみ)ノ巻』より引用
  • 父は畳一畳ほどの前をじっと見守って遠いことでも考えているようだった。 有島武郎『親子』より引用
  • ここにくるまでの遠い道が彼を疲れさせたなどとは思われなかった。 原田義人『城』より引用
  • 現在のやうな文化の危機を生んだ原因には近いものと遠いものと二つある。 岸田国士『三八年の女性はかく生きよ!』より引用
  • でも、あまり遠かったので声をかけることはもちろんできませんでした。 セイヤーズ/井上一夫訳『毒』より引用
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