遍く

全て 形容詞 副詞
110 の用例 (0.00 秒)
  • 顔の広いSさんは、大学の先生たちのあいだでもあまねく知られた存在だったのである。 林望『書薮巡歴』より引用
  • ヒットした最大の理由は、磁器を初めて庶民の手に遍く普及させたためである。
  • 登校してみると、そのうわさは悪臭のように学校中に漂い、あまねく広がっていた。 有栖川有栖『ダリの繭』より引用
  • あまねく諸州を飛行したそうだが、本居ほんきょは常陸の岩間山の頂上にあった。 柳田国男『山の人生』より引用
  • 国土に遍く整備された街道は中央集権国家の存立には不可欠なものであった。
  • 不可視の精神体として世界中に遍く存在しているのである。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 01 ウェイワード・クリムゾン』より引用
  • ベクターデータによってあまねく記述され得る関係、それでいいと僕は思っていたはずだ。 川原礫『アクセル・ワールド 02 -紅の暴風姫-』より引用
  • このとき、わたくしがこの世で望んでいたことは、この世界をあまねく旅して見たいということであった。 バットゥータ/前嶋信次訳『三大陸周遊記』より引用
  • ジョン・ウールマンは個人や集団がどのように世界を遍く良い方向に変えてゆけるかの一例である。
  • あゝ夜を支配する廣大なる者よ 御身の胸に遍く人々を掻き抱き給へ。 千家元麿『自分は見た』より引用
  • 発見された骨格から画家たちが想像によって再現した異星人の姿はあまねく知れわたっていた。 ホーガン『ガニメデの優しい巨人』より引用
  • これらの間違った初期の解釈は、遍く公衆の火星に対する興味を引きつけた。
  • 或社会主義者のいったように、人間があまねく働くようになれば一人が一日に一時間と二、三十分働きさえすれば充分である時機が来ないとも限らないでしょう。 与謝野晶子『平塚・山川・山田三女史に答う』より引用
  • あまねく認められる慈悲の意味を知っておられるだけではなく、騎士としてそれを行う者だと思うのだが、どうなのだろうか? 川上稔『AHEADシリーズ 01 終わりのクロニクル①〈上〉』より引用
  • 石をささげる宗教が深いか、どうかは別として、さうした宗教性は遍く私どもの中に存してをる。 別所梅之助『石を積む』より引用
  • 第三階は大小の区別なく一般に遍く行われる教義である。 高楠順次郎『東洋文化史における仏教の地位』より引用
  • 二人の科学者の名は脚光を浴びてあまねく知れ渡っている。 ホーガン『ガニメデの優しい巨人』より引用
  • 皇威が、中国より九州にあまねく及ぶに至つて、朝鮮から大加羅国おほからこくの使が入朝し来つた。 菊池寛『二千六百年史抄』より引用
  • 戦場にいた指揮官や兵士達は遍くアーノルドに軍功があると見ていたが、ゲイツは自分以外の誰にも軍功は無いと主張していた。
  • 大の棒は根をつらねて怪樹を抜くに似、夾鎗の棒は地に遍く枯藤を捲くが如し。 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(一)』より引用
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遍く の使われ方