遍い

20 の用例 (0.00 秒)
  • わからなかったら七度読みな、七度でわからなかったら十二遍読むんだ! 宮本百合子『逝けるマクシム・ゴーリキイ』より引用
  • それでも時々表へ出ては勝負の札を眺める、さうだな何遍位見るだらう。 牧野信一『〔編輯余話〕』より引用
  • しかし、そこまで言っても、返ってきたのは通り一遍の返答だけだった。 茅田砂胡『ポーラの休日 (扉最適化)』より引用
  • ともかく私はこゝで一遍自分の立場をはっきりさせて置く必要がある。 ベルナノス『田舎司祭の日記』より引用
  • そう令子が感心してみせるので、私はこれ一遍きりだと念を押しました。 宮本輝『錦繍』より引用
  • 今年の春に竜巻にやられた話をしたろう、あれの夢を何遍も何遍も見る。 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』より引用
  • 川は何遍となく屈曲して、同じ建物が右に見えたり左に見えたりした。 田山録弥『犬』より引用
  • ただ一遍百代子から彼が適当な配偶を求めつつある由を聞いただけである。 夏目漱石『彼岸過迄』より引用
  • ただ一遍百代子から彼が適当な配偶を求めつつあるよしを聞いただけである。 夏目漱石『彼岸過迄』より引用
  • あの狭いスペースに一遍に四人も入って、扉を回そうとしたのである。 原田宗典『東京困惑日記』より引用
  • 二三遍全體を讀んで見て、今度は目を瞑つて今書いた三行を心でした。 石川啄木『病院の窓』より引用
  • これからまたここへ一遍いっぺん帰って十一時にはむこうの宿やどへつかなければいけないんだ。 宮沢賢治『台川』より引用
  • そんなことを十何遍も繰り返しているが、誰も気に留める者はいなかった。 半村良『石の血脈』より引用
  • この答も今までにもう何遍か宗助に向って繰り返されたものであった。 夏目漱石『門』より引用
  • 翻訳するといふことは、原書を少くとも十遍繰り返して読むことである。 岸田国士『翻訳について』より引用
  • ぼくなどが二週間に一遍でも一つの考えに出くわしたら運のいいほうですよ。 ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』より引用
  • そんなことをいって、気が楽になるものなら、百万遍でもいってやる。 板東眞砂子『蟲』より引用
  • 例によって、もう何万遍くりかえしたか分らぬ言葉を胸の中で呟いてみる。 南條範夫『山岡鉄舟(二)』より引用
  • 一人でいる時に地震があっても平然としてたの、俺、何遍も見てるよ。 霞流一『フォックスの死劇』より引用
  • ぼんやりこの二つの間を僕は何百遍となく引きずりされていました。 岡本かの子『巴里祭』より引用