逸す

全て 動詞
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  • 昨夜こそ決行の機会であったのに、その又とない機会を逸したのである。 三島由紀夫『金閣寺』より引用
  • バーから出てきたイタリア人は恐怖のために、まるで常軌を逸していた。 イネス/池央耿訳『孤独なスキーヤー』より引用
  • 常軌を逸しているような豊丸ビデオの秘密はここにあったのだと思った。 足立倫行『アダルトな人びと』より引用
  • ぼくには、とてもああいう常軌を逸した真似はできっこないんですから。 川上宗薫『流行作家』より引用
  • 流の声が聞こえただろうに、ディスプレイから視線をそらそうともしない。 山本弘/安田均/高井信『妖魔夜行 しかばね綺譚』より引用
  • この二人の男のやっていることは、あまりに馬鹿ばかげて常軌じようきを逸している。 小池真理子『彼女が愛した男』より引用
  • 彼はこの、婚期こんきいっしかけた女パイロットのうでを疑ったことはなかった。 野尻抱介『クレギオン 2 フェイダーリンクの鯨』より引用
  • 此も日本神学以前の神で、その系統外に逸した神なる事を示してゐる。 折口信夫『「とこよ」と「まれびと」と』より引用
  • 固有に幾何学的なものは、論理的なものの埒外に逸した処のものである。 戸坂潤『現代唯物論講話』より引用
  • 大魚を逸したわけだが、このあたりが科学史における偶然の面白さである。 養老孟司『からだを読む』より引用
  • 私は自分の行為が常軌を逸しかけていることにようやく気がついたのだった。 山田正紀『少女と武者人形』より引用
  • 磨ぎ方だけでなく彼の眼つきはそれ以上に常軌を逸したものに見えた。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • 樺太での常軌を逸したソ連軍の攻撃は、一般避難民にも向けられている。 御田重宝『シベリア抑留』より引用
  • 彼らは主に月夜に独自に活動をし、人肉食など常軌を逸した儀式を行う。
  • このような命令は実際常軌を逸しており、実行は不可能であったのだ。 ルソー/桑原武夫訳『告白(下)』より引用
  • 雇用されている人間は、理由もなく常軌を逸した振舞いをしたりしない。 ハインライン『デリラと宇宙野郎たち』より引用
  • なんであんなふうに常軌を逸した考えを持つようになられたのだろう。 ストーカー/平井呈一訳『吸血鬼ドラキュラ』より引用
  • 常軌を逸した犯人の着想は、あなた方の盲点にはいる場合があるのです。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編02 本格推理Ⅱ』より引用
  • 二十七歳になったばかりの若者・信長の考えは、たしかに常軌を逸していた。 桑田忠親『斎藤道三』より引用
  • とにかく大将には大将としての仕事があるということの的を逸してはならないと思う。 相馬愛蔵『私の小売商道』より引用
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逸す の使われ方

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