通る

全て 動詞
19,353 の用例 (0.01 秒)
  • が彼の通ってゆく途中の一軒一軒が、彼を素直な気持で入らせなかった。 小林多喜二『雪の夜』より引用
  • 犬がいつも同じ道を通るのに、なぜ人間は同じ道を通ってはいけないか。 豊島与志雄『自由人』より引用
  • きょうもここに立って通る人を見ていたらひとりでに涙が出て来ました。 倉田百三『出家とその弟子』より引用
  • でも僕はよし人がほんとうに通ってもそれはかまわないことにしている。 梶井基次郎『ある崖上の感情』より引用
  • 蔵の奥に、二階へ通っている階段があり、その階段から光は下りて来た。 国枝史郎『鸚鵡蔵代首伝説』より引用
  • 毎日一度か二度か三度か、必ず十数名ずつの新入りがここを通って行く。 大杉栄『続獄中記』より引用
  • 力業ちからわざで通ろうとしたら百万の兵をもって三年かかっても難しいであろう。 吉川英治『三国志』より引用
  • ただ無理が通ろうとする場合に引っ込んでいて出て来ないのであります。 和辻哲郎『埋もれた日本』より引用
  • 彼は、いやでもその人たちのそばを通らなければならなかったのである。 トルストイ/中村白葉訳『アンナ・カレーニナ(中)』より引用
  • その前を通ると、六十半ばほどに見えるおばちゃんから声をかけられた。 高野敦志『漁火』より引用
  • それから道を通って中に入って、地下室から屋根裏部屋まで見て回った。 ドイル・アーサー・コナン『ノーウッドの建築家』より引用
  • その沈黙の何であるかは物を言うよりもはっきりと岸本の胸に通って来た。 島崎藤村『新生』より引用
  • その輝いた日あたりの中を教師に連れられて通る小学校の生徒の群があった。 島崎藤村『新生』より引用
  • 吉左衛門はその足で母屋もやの入り口から表庭を通って、門の外に出て見た。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • お嫁さんの妊娠率も悪くなく祝福された女の人がよく私の家の前を通る。 永井隆『ロザリオの鎖』より引用
  • あの路を通っている人を見るとつい私はそんなことを考えるんです。 梶井基次郎『闇の書』より引用
  • 畑の間や林のそばを通って街の方へ歩きながら、いろいろ話しました。 倉田百三『青春の息の痕』より引用
  • 切符が残っているので、自動改札口を通らずに駅を出てきたのでしょう。 片山憲太郎『電波的な彼女02』より引用
  • 田舎いなか風の屋造やづくりのことで、裏口から狭い庭を通って、表の方へ抜けられる。 島崎藤村『家』より引用
  • それはほんの六週間わたしたちよりまえにそこを通ったのであった。 マロ・エクトール・アンリ『家なき子』より引用
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