通し

全て 動詞 名詞
13,799 の用例 (0.02 秒)
  • 三毛が殺されたらどうしようつて、泣き通しに泣いてゐるんぢやないか? 芥川竜之介『お富の貞操』より引用
  • 警察に知らせたかどうかは、ニュースに目を通していればすぐにわかる。 新津きよみ『訪問者』より引用
  • 庸太郎が言うので、彼も少し気になって記事にちょっと目を通してみた。 徳田秋声『仮装人物』より引用
  • よしあからさまに記してなくても一応目を通したら何か手懸てがかりがあろう。 夏目漱石『趣味の遺伝』より引用
  • 私はお徳の前に立って、肴屋さかなやの持って来た付木つけぎにいそがしく目を通した。 島崎藤村『嵐』より引用
  • 庭に通した水の流れなどが地方官級の家としてはってできた住宅である。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 風は通しても横になっていらっしゃる背中はかなり暑いことでしょうね。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 彼自身が望みさへするならばそのどれかを人は通してくれるだらう。 島木健作『第一義の道』より引用
  • それから女中を呼びとめて、座敷の方でなくこちらに通してよいと云った。 豊島与志雄『坂田の場合』より引用
  • 読む時間のない時は、そっと自分のへやへ持って来て、残らず眼を通した。 夏目漱石『こころ』より引用
  • つまり最初さいしょからどおしのかみ、あなたがた自然霊しぜんれいというものなのです。 浅野和三郎『霊界通信 小桜姫物語』より引用
  • あんなところに、お勤めしていても、あたしだけは真面目で通したのよ。 田中英光『野狐』より引用
  • それからもっと細い蘆を一本とって中に通して、心をきれいに掃除した。 松村みね子『精』より引用
  • その後、茂太郎去って後も、多分その名で呼ばれ通して来たのでしょう。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • カリフォルニアの勤務先でも、そのスタイルで通しているという話だった。 荻原規子『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』より引用
  • こんな御袋おふくろを持ったが最後朝から晩まで泣き通しに泣いていなくてはならない。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • そこはもう、十数年間、男性はおろか女性の友人すら通したことがない。 岸本葉子『マンション買って部屋づくり』より引用
  • これに似たのでは八十二時間ピアノをひき通したというのがある。 寺田寅彦『記録狂時代』より引用
  • そしてこれからもたぶん一生いじめられ通しで行くんだと思うんです。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • 彼は考えるのをあきらめて駅の売店で買ってきた新聞に一通り目を通した。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
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