這入る

全て 動詞
879 の用例 (0.01 秒)
  • その時兄が廊下伝づたい這入て来て、一通の郵便を無言のまま私の手に渡した。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 部屋へ這入はいるとき第一に彼と顔を見合せたのは実に自分だったのである。 夏目漱石『行人』より引用
  • 仁右衛門はある日膝まで這入はいる雪の中をこいで事務所に出かけて行った。 有島武郎『カインの末裔』より引用
  • 婆さんがこちらへと云うから左手の戸をあけて町に向いた部屋に這入る。 夏目漱石『カーライル博物館』より引用
  • 僕は他人に家に這入られるのも嫌だが、他人の家に這入るのも嫌なのだ。 西尾維新『少女不十分』より引用
  • 僕は他人に家に這入られるのも嫌だが、他人の家に這入るのも嫌なのだ。 西尾維新『少女不十分』より引用
  • わたくしのところへ出這入りする人で、若いかたはあなただけですからね。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 仁右衛門が取合わないので彼女はさすがに小屋の中には這入らなかった。 有島武郎『カインの末裔』より引用
  • 僕はその部屋に這入る時ほどいやだと思ったことはまたとありません。 有島武郎『一房の葡萄』より引用
  • この辺の山々は人が多く這入らぬので道は殆んど足あとの続きに過ぎぬ。 村山槐多『殺人行者』より引用
  • しかしそれは錯覚であったとみえて、誰も室内へ這入って来てはいない。 森鴎外『田舎』より引用
  • こう云う風にして、奥へ奥へと這入はいって行くと、水はだんだん深くなる。 夏目漱石『坑夫』より引用
  • 田舎いなかにいた久右衛門さんの兄きが出て来て這入るのだと云うことである。 森鴎外『じいさんばあさん』より引用
  • あなたがこの部屋へ這入って、すぐに気の付いた事があるというのですね。 リルケ・ライネル・マリア『家常茶飯 附・現代思想』より引用
  • 暁方に三人がやつと寝床へ這入つたことを、他の者は誰も知らなかつた。 小寺菊子『河原の対面』より引用
  • 病院の前で私達は別れて、私は、病院の中へ這入つてしまふのであつた。 坂口安吾『蝉』より引用
  • ところがこの法林道場の中へ這入はいるとそれが一人一人みながやるんです。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 電車は自分達四人が一度に這入はいっただけで、なかなか動き出さなかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • 一時間半程立つと、又非常に不平らしい顔をして、急いで這入つて来た。 森林太郎『板ばさみ』より引用
  • 一軒の見るからに品格のないアパートへ私はまつすぐ這入つていつた。 坂口安吾『狼園』より引用
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