這い寄る

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  • 黒い奇怪な形をなして無言の影が部屋の隅にい寄って来てうずくまる。 ワイルド/渡辺純訳『ドリアン・グレイの肖像』より引用
  • 興味きょうみを示したテッサに、かなめがつくえの上をっていって耳打ちした。 賀東招二『フルメタル・パニック!02 疾るワン・ナイト・スタンド』より引用
  • そしてまるでおっかなびっくり這い寄ってくるような調子で質問した。 ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟(2)』より引用
  • 首とは別に、地面に指を立てい寄ってくる腕は、どうやら男のものらしい。 新田一実『暗闇の狩人 霊感探偵倶楽部』より引用
  • 闇の中に中腰になった三十あまりの黒影が這い寄って来ていた。 山田風太郎『忍法剣士伝』より引用
  • 巡査は松明を片手に這い寄ると、穴の奥から不意に一個ひとつの石が飛んで来た。 岡本綺堂『飛騨の怪談』より引用
  • 良介は両手とひざを使って、血だらけになって倒れている人物にい寄った。 光瀬龍『復讐の道標』より引用
  • しかしそれから十分ばかり経つと、今度は五人になって這い寄ってくるのが見えた。 石川達三『武 漢 作 戦』より引用
  • れていたかたが不意に動き、少女が仲間の男に這い寄った。 喬林知『今日からマ王 第14巻 「やがてマのつく歌になる!」』より引用
  • 這い寄って谷津の身体に取りつこうとした翔子は、反対に引き離された。 南里征典『麻布憂愁夫人』より引用
  • やがて彼女は手と膝をついて身を起こし、マッコイに這い寄った。 ジェイムズ・ブリッシュ『08 パイリスの魔術師』より引用
  • けれども、その耳元に、代り合ってい寄ってきたものがあったのだ。 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』より引用
  • そして、気味の悪い姿の生物が、藪のなかからかれに這い寄ってくるのを見ていた。 R・E・ハワード『冒険者コナン』より引用
  • 夜は石油ストーブを目一杯に燃やしても畳の上を重い冷気が這い寄ってくる。 水木楊『田中角栄 その巨善と巨悪』より引用
  • ろうとした宗介の <サベージ> を、正確な射撃しゃげきが三たび襲う。 賀東招二『フルメタル・パニック!01 戦うボーイ・ミーツ・ガール』より引用
  • そして名づけようのない不安がべレサに這い寄ってくるのだった。 R・E・ハワード『大帝王コナン』より引用
  • 音もなく、匂いもなく、思わざる位置まで這い寄って、目的を達する。 山田風太郎『忍法帖4 忍法八犬伝』より引用
  • その穴に這い寄ったわたしは、驚きのあまり悲鳴をあげた。 ラヴクラフト全集3『03 「無名都市」』より引用
  • 這い寄る触手の範囲は、端から端までざっと四十メートルに及ぶのだ。 菊地秀行『トレジャー・ハンター06 エイリアン魔界航路』より引用
  • 私は、自分のパラシュートの布を切り離して、王女にろうとした。 河出智紀『まずは一報ポプラパレスより 2』より引用
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