這い出す

全て 動詞
135 の用例 (0.00 秒)
  • 彼を見つめ続けていると、再び巨大な虫が這い出してきそうな気がした。 板東眞砂子『蟲』より引用
  • ふたりはさっき入ってきたのと、反対がわの入り口から外へい出した。 横溝正史『金田一耕助ファイル04 悪魔が来たりて笛を吹く』より引用
  • 私は今までにないなつかしみを以て、又胸を這い出したその小虫を見た。 宮本百合子『樹蔭雑記』より引用
  • 眠い時でも八時十五分になるとベッドからい出し、テレビをつけます。 内館牧子『愛してると言わせて』より引用
  • 信じられずに見つめていると、またそこからゴキブリが這い出してきた。 宮部みゆき『レベル7』より引用
  • 車内のどこかでそう云って、誰かしら窓からい出して行くらしかった。 井伏鱒二『黒い雨』より引用
  • その溝の中から、姉弟らしい幼い子供が二人、あわてて這い出してきた。 安部公房『砂の女 (末尾補完)』より引用
  • 寝られぬままに、私は又もや床を這い出して、鏡のところへ行きました。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編02 本格推理Ⅱ』より引用
  • 蛇は、今、盆の外に這い出し、畳の上を兼家の方に向かって動いている。 夢枕獏『陰陽師付喪神(つくもがみ)ノ巻』より引用
  • 進介がドアを閉めると、ベッドの下から這い出して来た力松が説明した。 泡坂妻夫『毒薬の輪舞』より引用
  • 手に持った魔導書まどうしょから赤い文字列が螺旋らせんの形を描いてい出して来ていた。 有沢まみず『いぬかみっ!07』より引用
  • 倉庫室のドアの、上下の隙間から、黒い煙が静かにい出しつつあった。 赤川次郎『女社長に乾杯!』より引用
  • 彼女の気配を察すると、昼でも寝ぐらから這い出してくることがあった。 近藤紘一『サイゴンから来た妻と娘』より引用
  • 昼頃にようやくベッドをい出した時、母の声が部屋の外から聞こえてきた。 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖1 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』より引用
  • この食堂の天井や床の隅の隙間にも、あの根がい出してきていた。 伊島りすと『ジュリエット』より引用
  • ボックス席で震えていたライズビルが、這い出してきて銃を構えたのだ。 冲方丁『マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust 排気』より引用
  • 一仕事終えた後のようにつかれきった顔で、テーブルの下から這い出してくる。 桜庭一樹『GOSICKs 第2巻』より引用
  • そうするうちに、さっきの牡犬の一匹が穴から這い出してきたのです。 アレティーノ/結城豊太訳『ラジオナメンティ』より引用
  • しばらくたって這い出してみると、二、三百メートル向うに黒煙が見えた。 山田風太郎『戦中派虫けら日記』より引用
  • それが合図であるかのように、いたるところから兵が這い出してきた。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 04 5121小隊 熊本城決戦』より引用
  • 次へ »

這い出す の使われ方