逃げ散る

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  • 逃げ散る敵は道を選んでいないので、追う者また道を見てはいなかった。 吉川英治『新書太閤記(八)』より引用
  • 広場にいた何人かの一般市民達は、悲鳴を上げて隅の方に逃げ散っていた。 吉野匠『レイン2 招かれざる帰還』より引用
  • この蝕という思わぬ異変に、大半の兵が逃げ散ったと覚悟していたのだ。 井上祐美子『五王戦国志2 落暉篇』より引用
  • 兵士たちがことごとく逃げ散ってしまい、戦うこともできなかったのだ。 田中芳樹『匹夫の勇』より引用
  • ぐずぐずしていると、逃げ散った敵兵共が集まって寄せて来るかも知れんぞ。 海音寺潮五郎『平将門 中巻』より引用
  • 悲鳴をあげて逃げ散ってしまったという信じがたい伝説である。 杉本苑子『続々今昔物語ふぁんたじあ』より引用
  • わーっと口々に叫んで逃げ散るさまは、訓練を受けた兵士などでは絶対にない。 水野良『ロードス島戦記 2 炎の魔神』より引用
  • 後に残ったのは、逃げる手段を失い、部下も逃げ散った脂顔あぶらがお男のみ。 吉野匠『レイン1 雨の日に生まれた戦士』より引用
  • 女子は皆、すぐにも逃げ散りたがっていたが、一人が上げた声で情勢が変わった。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第03巻』より引用
  • すると子供らは、こわさと面白さとに声をたてながら四方へ逃げ散った。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • それを介抱するひまもなしに、ほかの者どもは這々ほうほうのていで逃げ散った。 岡本綺堂『小坂部姫』より引用
  • その声におびえた魚たちが、あわててその付近から逃げ散っていく。 水野良『ロードス島戦記 2 炎の魔神』より引用
  • 鼠のように頭をかかえてそこから大勢の兵が逃げ散って行った。 吉川英治『三国志』より引用
  • 逃げ散る敵兵を八方に追いかけて殺傷することに夢中になっていた。 海音寺潮五郎『平将門 下巻』より引用
  • 男たちはその異様な姿に驚いて射撃をやめると、いっせいに逃げ散って行った。 半村良『獣人伝説』より引用
  • むしろ火を移されるのを恐れるように、火だるまのまわりから逃げ散った。 森村誠一『恐怖の骨格』より引用
  • 私たちを包囲していた群衆は、大声でわめき毒づきながら逃げ散った。 プーシキン/高橋包子訳『スペードの女王・大尉の娘』より引用
  • 反乱軍の諸将は相次いで投降し、諸城を包囲する兵はことごとく逃げ散った。
  • 城の四方を包囲している宋江の軍勢は、算をみだして逃げ散っている。 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(四)』より引用
  • 半数以上の仲間を失い、恐怖と敗北感に打ちのめされながら逃げ散っていった。 田中芳樹『アルスラーン戦記06』より引用
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