逃げて行く

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  • そうしたら逃げて行ったが三十分ほどしてまたやってきた気配がしたよ。 フィルポッツ/赤冬子訳『赤毛のレッドメーン家』より引用
  • あとはどうやって店のほうへ逃げて行ったのかおぼえていないという。 平岩弓枝『御宿かわせみ 08 白萩屋敷の月』より引用
  • しかしその疑問よりも先に、逃げて行ったダリラのことが心配になった。 福永武彦『夢みる少年の昼と夜』より引用
  • 逃げて行くように見えていないかどうか、たぶん気にしていただろう。 赤川次郎『過熟の実』より引用
  • この女の夫たちは、不実にも、ほかの二人の女と逃げて行ってしまった。 フレーザー/青江舜二郎訳『火の起原の神話』より引用
  • フランス式の窓から逃げて行こうとしたら、ちょうど目の前に池があった。 ドイル/鈴木幸夫・鮎川信夫・内田庶・中尾明訳『シャーロック・ホームズ全集(下)』より引用
  • まえに訪れたきみの仲間の夢がみんな逃げて行ってしまったように。 シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(下)』より引用
  • 子供たちは右手の女坂の方に逃げて行き、紀子はその男と目を合わせた。 泡坂妻夫『湖底のまつり』より引用
  • けれどもみんなわたくしの姿すがたただけでげて行ってしまうのでございます。 楠山正雄『田原藤太』より引用
  • 人と人との闘いに負けて山へ逃げて行くのが現在の僕なのだろうか。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • 負傷して橋の上に残っていなければ、どちらへか逃げて行ったものであろう。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • いまのあのけはいは、おそらく、死神の逃げて行った足音にちがいない。 太宰治『狂言の神』より引用
  • 見る人のが明らかでないと、その影はたちまち逃げて行ってしまうであろう。 ジッド/山内義雄訳『狭き門』より引用
  • 昨夜遅く男に追いかけられて海の方へ逃げて行くのを見た者があった。 新田次郎『昭和新山』より引用
  • 彼は苛立ってくる心持を懐いて、二階の室に逃げて行くの外はなかった。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • しかし、このように逃げて行く犬の姿が見えているときは、まだいい。 安岡章太郎『犬と歩けば』より引用
  • 関勝が逃げて行くと、やがて前方からふたりの将が飛び出してきた。 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(五)』より引用
  • 彼等は、ある時は、逃げて行くパルチザンを撃たずに銃先を空に向けた。 黒島伝治『氷河』より引用
  • 街道を外れて、畠の中を転がるように逃げて行く半左衛門の姿が見えた。 西村京太郎『無明剣、走る』より引用
  • それは、猫が人の気配に驚いて逃げて行く時の気配とどんなに似ていたことか。 島尾敏雄『出孤島記』より引用
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