逃げだす

全て 動詞
768 の用例 (0.01 秒)
  • 逃げだした電車が駅を遠く離れた気配を背中で感じてから、時計を見た。 姫野カオルコ『蕎麦屋の恋』より引用
  • しかも五人目は、この輪の中から逃げだすことは絶対にできないのです。 ルルー/木村庄三郎訳『黄色い部屋の秘密』より引用
  • その影から水が逃げだそうとしているかのように、波がさざめいていた。 友野詳『妖魔夜行 闇より帰りきて』より引用
  • 逃げだしたところで、すぐに発見され、殺されることは目に見えている。 水野良『ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)』より引用
  • わたしどもも、革命の嵐から遁れて自分の国を仕方なく逃げだしました。 ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録(4)』より引用
  • こちらが近寄るのを見て、犬が逃げだすかもしれないという不安がある。 ハドスン/水嶋正路訳『ある羊飼いの一生』より引用
  • 父を殺して、もうこんな身体に用はないとばかり逃げだしたようであった。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
  • あたし、いつも、あの人の顔を見ると、逃げだすことにしていますのよ。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
  • このすこしまえのことだが、馬たちが逃げだしてしまうことがあった。 ラヴクラフト全集4『01 「宇宙からの色」』より引用
  • 吾一はカマの前に立っていることが苦しくなって、逃げだしたくなった。 山本有三『路傍の石』より引用
  • X号はこの航空船に爆弾をしかけて、小型ロケット機で逃げだしたんだ。 海野十三『超人間X号』より引用
  • 逃げだそうにも逃げ出す場所さえないのだが、角も池辺もそうではない。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • 逃げだそうとすると、彼が懸命にひきとめようとしたのが不思議だった。 モーリアック/遠藤周作訳『テレーズ・デスケルウ』より引用
  • と、遠くから声をかけられたが、彼は返事もしないで逃げだしてしまった。 山本有三『路傍の石』より引用
  • チワワ夫が携帯で一一〇番すると、ナイフを手にした男は逃げだした。 雀野日名子『トンコ』より引用
  • 仲間を見捨て、ひとり逃げだしたという噂がまことしやかに流れていた。 馳星周『不夜城』より引用
  • とにかく、逃げだそうとする意志だけをもった、顔のない生き物の群だ。 安部公房『無関係な死』より引用
  • 一刻も早くここから逃げだしたいとの恐怖に支配されている人の集団である。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第03巻 「白亜宮の陰影」』より引用
  • もしそうならば少し面倒ではあるが、かと言って逃げだすこともしたくない。 清水義範『いい奴じゃん』より引用
  • 彼女は逃げだすように教師をやめ、ある大きな寺の跡継ぎの嫁になった。 花村萬月『ブルース』より引用
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